龍之介「何か、これがお前の愛し方か。ふーん、面白い愛し方だな。こんな愛し方するくらいなら、誰も愛さないほうがましだよ。誰か他人を犠牲にするような愛し方なんか、したかねぇな。」 GM/中条 「人を愛するということは、他の誰かを傷つけているということだよ。そういうもんじゃないのかい? 君だって、誰か一人を選んだら、他の人間は絶対に泣くぞ。違うかい?」 龍之介「だが、(お前の方法では選んだ人、)その人は喜ばない。」 GM/中条「それは仕方のないことだよ。恋愛だろうとなんだろうと、どんなところでも犠牲はつきものなんだ。」 ゆかり「でも、あなたの愛しかたじゃ、誰も喜ばない。」 GM/中条「別に誰かに喜んでもらいたいなんて思ってないから」 愛美「自分自身が喜べばそれでいいんでしょ。」 GM/中条「あぁ、そうだよ、そういうものさ。」 鬼堂「どこまでも見下げ果てた奴。愛とは縛り付けるものではないのだっ!! 龍之介重いよ、君の一言は。 GM/中条「言ってくれるね、鬼堂委員長。でも、君だって彼女を縛り付けている部分がないとは言い切れないだろう? 違うかい?」 鬼堂「人と関わる中では大なり小なりそのような事がある。 しかし、お前は!」 ゆかり「あなたの言い分は一方通行よ。」 愛美「……私の答えがわかっていて……つらいわね。」といって、そちらへ歩き出します。 GM/中条「ようやくその気になってくれたかい」 愛美「よく言うわ。ここに歩くことしかできないようにしておいて。」 龍之介どうしようもねぇな……。 ゆかりとめられないし。うぅぅ〜。
先輩…。

「最近、バックアップの間隔を狭くしたんだ。法本も気をつけてるけどな。事が起きてからでは手遅れになるからな…」

後輩の面倒見は一番良く、いろんなことに気づく人だったのに…。

―― なぜ、自分の感情をまっすぐに見れなかったんだろう……?
GM愛美さんが十字架のすぐ前で止まると、体がふわ〜っと浮いていきますよ。 愛美はい、逆らいません。 ゆかり「愛美ちゃん! ほんっとに…!」
ガチャン! ガチャン!

何かが外れた音とともに、叶がふわりと十字架の前に落ちた。ゆかりが叶の元にかけつけ、受け止める。
宗祇[浮遊]、使って愛美さんの近くに飛びます。
幻狼がとびだしてきた。

イニシアチブは、宗祇。
愛美の腕をつかむが、幻狼の攻撃。
宗祇は受けようとするが…。
宗祇あぁ、俺にはなぜ反射神経がないぃぃぃ!! 龍之介かぷっ。
かまれてしまう。3点の切りダメージ。
GM/中条「無駄なことはやめてほしいね。」 宗祇「無駄?」 GM/中条「そう。無駄だよ。」と言って、宗祇くんの前に現れ、「落ちろ」といいます。 知力判定で、どうぞ。 宗祇3成功。 GM落ちてください。 GM/中条「ここは僕の結界の中だよ。そして、僕は"中務"だ。僕がすべてを取り仕切らせてもらうよ。」 宗祇「なるほどね。」 GM落下によるダメージは気にしなくていいです。ほとんどないんで。ま、どさっと。 愛美「宗祇っ!!!」 GM/中条「おっと、君のいるべき場所はこっちだよ。」と言って、十字架のほうに連れて行きます。 龍之介「ねぇ、"中務"さん、やりたいことは何かなぁ。」
ガチャン! ガチャン!

先ほどより大きな音を立て、愛美が十字架に磔にされた。
有子それ見て泣きそうになっちゃう。 宗祇くっそーーー。
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