GM美幸さんのことを聞くって言ってたべるなちゃん。
べるな「紫典美幸さんって、知ってる?」
GM/クラスメート「あ、紫典美幸様?!」
べるな「やっぱり、美幸様、美幸様って、みんなが言ってるのは彼女のことなの?」
GM「そうよ。女子陸上部のエース。走る女豹!!」
一同(笑)
宗祇せめて、カモシカ……。
GMそんなに印象悪いかな……女チーターは駄目だし。
一同(笑)
鬼堂ま、牝牛よりはいいだろう。
一同(爆笑)
GMそれはともかくとして。
べるな「お友達もいっぱいいるのかなぁ。」
GM「そりゃぁ、もう!」
タオル渡すだけでも大変らしいよ。
べるな「ありがとう。」
事前に情報を収集したべるなは、授業後宗祇と陸上部に向かう。
一方、宗祇もクラスの男子陸上部員に美幸のことを聞くが、彼らしからぬ女の話題に……
GM/陸上部員(佐川)「おい、一体どうしたんだ!? 紫典先輩に惚れたのか?」
宗祇「佐川、俺が興味があると思っているのか。女に。」
べるな……じゃぁ、男に……
GM/クラスメート「おい、佐川。大丈夫か!?」
GM/佐川「あぁ。大丈夫だ。それにしても、宝生院がそっちに興味があったとはな……。」
という、誤解を引き起こしたのであった。
甲斐あって(?)美幸に関しては、悪いことは全く聞かれないということが分かった。
ここで、いきなりテレコが止まってしまいました。
気づかずそのまま進んでいってしまったので……。
ここまでのあらすじ、コーナー!!
べるな&愛美わーわー(ぱちぱち)
GM美咲さんと同じクラスである佑苑くんは彼女と話していたクラスメートと話した後、直接美咲さんと接触を取ります。
佑苑そのクラスメートは存在を認めているというか……。
愛美最初からいるように。
GMごく自然に、って奴だね。で、美咲さんは激しく動揺して。
佑苑ちょっとストレートに聞きすぎましたかねぇ〜。
愛美ちょっとね(苦笑)。
GM帰る美咲さんを委員会への勧誘という形で引き留めようとしましたが断られ、後を露骨につけ回して、路地奥に隠れたと思うと彼女は煙のように消えてしまった。
佑苑はい。
GM美幸さんに接触しようとした、べるなさんと宝生院くんでしたが、べるなさんはかなりストレートな聞き方で……
べるな(苦笑)。
GM妹さんのことを聞いてましたが、それは美幸さんに辛そうな表情をさせただけ、という結果に終わってしまいました。宝生院くんは見ているだけ、という立場をとりましたけれどね。
GMで、鬼堂くんは道場で練習中に和服姿の美女について聞き込みをしました。が、彼らしくない女性の話題ということで、部全体が沸きに沸いた、と。そして、それを主将がさらにあおった、という感じで……。
鬼堂でも、必死に否定して回ったんだ。案外、(美咲さんの)病室から出てくるとき「かれんな……」何て言ってたりしてな。
GMで、今、相原くんの部屋にいる、と言うところですね。
では、改めて始めましょう。
GM相原くんの部屋の中に入ったところだったね。
鬼堂じゃ、[来歴探査]……ぐはぁっ!……ファンブった
一同(笑)
GM何にも分かりませんね。
5分おいて再び[来歴探査]に挑むが……
鬼堂(ころころ)……ズギャーン!!
佑苑(苦笑)
鬼堂失敗だよ〜
GMやっぱりよく分からない。(苦笑)
さらに、5分後。
鬼堂(ころころ)−4。
GM昨日の夜くらいに時間を合わせると、TVを見ていたようですね。
扉を通り抜けて現れた女に、相原は気づいていない。
――相原ぁぁっっ!!
鬼堂が叫んでも届くはずがない。
<あなたの命の華を頂戴。>
――こ、これはっ?!
鬼堂の心が悲しみで満たされる。
――こいつは、何を……あ、相原っ!
相原の胸元に女が手をかざすと、その白い手に輝く華が一輪、吸い寄せられる。それとともに、相原は崩れ落ちた。
GMそのまま、彼女はすーっと消えていきます。
鬼堂今度は廊下だ。現れたところが見たい。……文句なしに成功。
――ここからかぁっ!
階段の途中。
光が屈折したかのように、徐々に彼女が形作られる。
おぼろげな彼女がゆっくりゆっくりと歩み始める。
いや、歩いてはいない。
足を動かさずにゆっくりと動いている。
目的の部屋へ、まっすぐに。
――ん?
歩みが止まる。
彼女が目を向けた先には、男子生徒が一人立っていた。
GM偶然、その時に自分の部屋の扉を開けた男の子が驚いた顔をしているんだけど、彼女が目を向けた瞬間に動きが止まる。で、相原くんの部屋の前に立って、後はそのまま。
鬼堂は、彼女が現れた階段の途中でも[来歴探査]を試みるが単に出てきたところが見えただけだった。
鬼堂得られるのはそのくらいか……。じゃ、ドアを開けてぼーっとなった人にでも聞いてみるか。
「例の幽霊にあったときのことを詳しく聞かせてくれないか。」
GM/男の子
「すっごい綺麗な人で、でも、目を合わせた瞬間に訳分かんなくなっちゃって……。」
鬼堂ふぅ〜ん。
GM「ただ、あの時『あなたでは駄目』って言われたような……。」
鬼堂「あなたでは駄目、ねぇ……。君、何か持病は?」
一同(笑)
GMま、彼、見た目からして運動部系ではないよ。
愛美そっか! 鬼堂くんって、最適なエサなんだ!!
一同(笑)
鬼堂エサってゆうなーー……それくらいかな、聞けるのは?
GMそうだね。
鬼堂「ありがとう。手間をとらせたな。少し、体を鍛えた方がいいと思うぞ。」
GM「え?」
鬼堂「剣道部に入ったらどうだ?」
GM「え?! いいです。結構です。」バタン。
鬼堂「むぅ……俺が勧誘すると必ず断られるな……何故だろう。」
一同(笑)
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