- 里引き編:2日目 その4 -
《足湯》

そのまま、おじちゃんたちと別れ、疲れた体には、やっぱ、温泉。
朝に通った時の博物館「儀象堂」(別窓で開きます)で足湯です。

しかし。
低温、と言いながら熱いっちゅーねん(笑)

そんなことを思いながらも、5分も入れば棒だった足にも、血が通ってきます。

まだ立てる!!
言い聞かせて、今頃境内に入ったであろう秋一に会いに秋宮へ。

え?
だって、まだ柱みてないんだもんっっっ!!

曳付の瞬間を境内で確認。
もちろん、近くでみることはまったくできなかったけれど、その場で、ばっちり。
楽しみましたよ。

山の神返しの神事が行われた後、境内が解放。
ゆっくり、秋一に触れ「お疲れ様」と心の中で声をかけました。

そうこうしているうちにと、境内がにぎやかになってきました。
秋二が境内に入るようです。
思わず、規制線の一番近くへ走りより、「ヨイサ!!」とかけ声を。
さっき、私がそうしてもらったように、
心の中でがんばれーーって声をかけながら、ヨイサ!!

曳き手さんが通り過ぎ、一安心したら、ちょっと疲れが……。
曳付まで見たいとも思ったのですが、帰途に。

まずは、新鶴本店(別窓)
ご存知ですか、塩ようかん。こちらのお店のはおいしいんですよ〜。
具体的なレビューは、食べログにリンクしておきましたので、そちらをご覧ください。

店内に入ると……。

「本日の塩ようかんは予約分をのぞいてすべて売り切れました」

売り切れ。
ということで、翌日分を予約しておくことに。

「小1つでもいいですか?」
「いいですよ。いつ頃取りに来られますか?」
「……。」
「だいたいでいいですよ。」
「じゃ、一応、昼で」

予約券を出しながら、店員さんが

「予約が優先になってますから、もし、このあたりにずらーっと並んでいても入ってきてくださいね!」
「かき分けて?」
「はい、かき分けてきてください!!」

か、かき分けないと入れない、のか……。

《夕飯》

そろそろおなかもすいてきました。
大社通りをゆっくり下って、あちこち店を冷やかしながら、明日購入するおみやげを選別。
なにせ、それほど予算がないので(笑)慎重に慎重に……。

といいながら、振る舞い酒でのどを潤します。


御湖鶴(みこづる)。
下諏訪町で作られている地酒です。
写真はお土産として買った缶に入ったものですが、もちろん、振舞われたのは樽酒です。

実は、お酒の日本代表だったんですよ。
FIFAワールドカップ2010公認の日本酒(別窓)だったんです。

でも、まだ、のどからからなの(笑)。

大社通りすぐの酒屋さんで、缶ビールを一本。

「曳いてきたら、のどからからで……」
「そこで飲んでもいいですよ!」
「ほんとに!?」
「えぇ!」

お言葉に甘えて、そのままそこで、ぷしゅっとな。
そしたら、旦那さんがおつまみを少し持ってきてくれました。

「少ししかないけど、どうぞ。」
「ありがとうございます!!」

そんなん、量の多少とかじゃなくて、心だよね。
感謝、感謝です。

で、がんばってお手伝いしている4歳の娘さんとちょっと遊ぶ(笑)。

一服して、お礼を告げて、そこを後に。
疲れている足も少し休まったし、のども潤ったので、歩く元気も出てきました。

おみやげ物屋を冷やかし続けると、もう19時過ぎ。
昨日行きそびれたお店で夕飯に。

今度はしっかり場所も覚えてますから迷うこともありません。
意を決して扉を開けると結構混んでました。

「今、カウンターか、奥のテレビの席しかないんですけど」
「じゃ、奥で。」

奥! 言うことなし! というのも。
外に出てた看板に御柱祭を生中継してます、って書いてあったから(笑)

行ったのは「アップルハウス(別窓)」さん。
ピリ辛なカレーですが、どこかアットホームな味。おいしかったですよ。
詳細は、リンク先の食べログのレビューで、どうぞ。

秋三の曳付で、今日の行事がすべて終了したと同時に中継終了。
最後にスタジオから「明日の諏訪の天気」を放送しています。

「夕方からは雨で、気温は今日と同じくらいか……」

明日の天気もチェックできて、一石二鳥♪

《ということで》

松本に帰って、座ったら寝ちゃう。
ということで、座る前にとりあえず着替え。
鞄に荷物を整頓して、シャワー浴びて、ベッドに座り込んだら、そのまま夢の中へ……。

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