2時間ごとに目が覚めるけど、それでもそのまま9時過ぎまで横になることにしました。
昨日、早起きだったし、明日も絶対的に早起きだから、朝は何もせずに部屋でくつろぐことにしました。
ゆっくり起きて、身支度を整えて、荷物の整頓。
まだちょっと余裕があったので、ちゃかちゃかとポメラで記録を。
11時ちょっと前に部屋を片づけて、いざ下諏訪へ。
こういう時、連泊っていいよねぇ〜。
体力温存のためにくつろいだ、とはいえ。
松本で何もしないのも寂しいなぁと、駅ビルをぐるっとひやかしてから、改札へ。
みどりの窓口の前に「今日の特別列車」なんて、看板がでてるのを発見。
一番上に「御柱祭」って書いてある。
臨時増発するくらい混んでるんだぁ、と思いつつ改札を入る。
案内板を確認して、何番ホームだったかな……。
おや? この時刻って、さっき見た臨時便の時間じゃ?
らっきー♪
臨時便出てなかったら、もっと後の時間になるってことだもんね。
ツイてる、ツイてる。
今日はきっといいことありそう♪
ということで、臨時便に乗って、下諏訪へ。
御柱祭特別号といっても、祭り仕立てではなかったのでちょっと残念。
下諏訪までの時間は40分ほど。
この時間を利用して昨日のことを思い返しながら書き留めたけど、全然終わんない(笑
結局、1日目の半分もいかないまま、到着。
駅のお手洗いにいこうかと思ったら、すでに大行列。
ディズニーランドのアトラクションかいっ!
と突っ込みたくなる程だったので、あきらめて、町へと歩き出しました。
駅前の郵便局テントで昨日の方にお礼しつつ、
「頂いたおんべ、どんどん抜けちゃうんだけど、何とかなりませんか?」
「こちらと替えていってください。」
ということで、新たなおんべをゲット。
ご厚意に、ほんとに、感謝、感謝です。
頂いたおんべを手にしながら、秋宮へと向かう坂道を登ります。
今日の目的は、「秋一」と歩くこと。
氏子さんのお祭りですから、曳く事はできないけれど、一緒にいることはできるはず。
今年の「秋一」は大きいから、皆さんの注目も一段とアップして、ひょっとしたら、
一緒にいることさえ難しいかもしれないけれど、やってみなくちゃわからないよね?
今朝、松本で読んだ新聞によれば秋一は、今朝の時点で下馬橋(春宮の参道付近)。
先回りして、まずは秋宮へ。
下諏訪の駅前から大社通りを秋宮へ向けてまっすぐ登ります。
が。
坂の手前、銀行のある交差点を左に折れます。
いや、山だしで来たときから気になってたんですよ。
こっちに曲がると何があるんだろうなぁ、って。
住宅街の中に入り、名古屋にいるときのようにジグザグに歩き始めます。
こうすると、いろんな町の姿に出会えるんですよ。
その時、アナウンスが聞こえました。
「こちらは、広報下諏訪です。」
山だしの時のように、御柱祭実行委員会からの連絡だろうな。
「……ただいま、秋宮一の御柱が建て御柱を開始しました。」
は!? んなはずないだろ!?
もう一度繰り返された放送を聞きますが、どうもそうにしか聞こえません。
予定では三日目だし、そもそも、まだ13時。
秋宮の境内にも引き入れられてないだろう。
なんで??
と、とにかく。
ジグザグ歩いてる場合じゃないっっっ!!
まっすぐ、秋宮へと足を進めます。自然と早足で。
その途中。時の博物館「儀象堂」(別窓で開きます)の
前を通りました。
足湯に浸かる人もいないし、館内もそれほど人がいなさそうなので、
秋宮へとはやる心を少し押さえて、ここでお手洗いをお借りします。
時計を自分で作ることができる、という人気スポットですが、予想通り、空いてました〜♪
ツイてます♪
こんなにツイてる私ですから、まだ、秋一が建て御柱してるなんて、ありえないでしょう。
秋宮一の柱のあたりには、建て御柱のための支柱がワイヤーで建てられているだけで、到着する様子すらありません。
やはり、私の聞き違いだったのでしょう。
ほっ。
安心するとおなかが空いてきました。
近くの喫茶店でお茶でも、と思ったのですが大混雑で、どんどん順番をとばされるので、まぁいっか、とほかのお店へ。
秋一に少しでも近づこうと、大社通りを降りていったところ、食祭館前にビニールシートが敷かれてました。
即席の無料休憩所ということだったので、お寿司の詰め合わせを買って、一休み。
やっぱ、祭りと言えば、お寿司よね〜。
のんびり食べてると、
「食祭館へお越しのお客様、本日はありがとうございます……」
外で販売しているお兄さんが拡声器でアナウンスを始めました。
「……有料観覧席を設けております。予定では14:30から秋宮一の御柱が当店の前を通ります」
門の上にのぼりが立っていると思ったら、観覧席か!!
「しかし、3000円だぞ(苦笑)」
周囲のお客さんのつぶやきが聞こえました。
確かに見やすいだろうけれど、3000円は高いよね……。
そう思いながら、食祭館を後にしました。
© 1997 Member of Taisyado.