GM:は〜い。じゃあ、土曜日の午前中です。 恋 :は〜い。 音彦:学校はお休みですか? GM:……休みですね。みんな何してますか? 笙 :公園にでも行くかなぁ……。 雷顕:(銀河に向かって)勉強だよねーー? 銀河:しくしくしくしく…… 一同:(笑) GM:そうするとですね。 「銀河。仕事、一つ、終わったわ。」 銀河:「あ、そうですか。おめでとうございます。じゃ、そう言うこと で。」 GM:「あら、珍しいわね。勉強してたの?」 銀河:「はぁー。そうですー。べんきょー、してましたー。」 (←とても投げやりな口調) GM:「じゃあ、はいこれ、お小遣い」って。 笙 :良かったじゃないですか。 GM:ダイス目悪すぎ……(苦笑)。 銀河:いくらぐらい? GM:ダイス目が悪すぎたので申し訳ないんだけど……(苦笑)。 500円。 一同:(爆笑) 銀河:なんだそれ!! 500円っていうのはっ!! GM:10面×500で振って、最低500円だったんだけど……。 ごめ〜ん♪ 銀河:500円……ごひゃくえん……。(笑) GM:「銀河。勉強しているようだし。遊びに行ってらっしゃ……」 銀河:「行ってきまーーす。ダーーーーッ!!」 GM:で、公園に行くんですね? 行くとですね。紗里ちゃんいますよ。 銀河:キキーーッ! ドガガガガガガガ、ガッシャーン!! (←自転車を飛ばしすぎてこけたらしい。) GM:「ぎ、銀河、くん!? ど、どうしたの??」 銀河:「いや。あのぉ……ちょっと。」 GM/子供:「銀河お兄ちゃん、何やってるの??」 雷顕/子供:「って、いつものことじゃんかーー。」 GM/子供:「あ。そっかぁー。」 銀河:「うるさいなぁ。魔女の住む城から逃げてきたんだよ。」 雷顕/子供:「あぁ、お母さんのことだね?」 宴楽:(この時の銀河の顔を描写)ぴしーーっ。 GM:……紗里ちゃんを見ると分かるけど、腕の辺りに打ち身とか切り傷 とかすごいよ。……もう一つ付け加えるなら、新しいよ。 銀河:今まで見たこと無かったよね? GM:無いです。 銀河:「そのケガどうしたの??」 GM:「……さすがにクラスのみんなはひどい事はしませんから。」 銀河:う〜ん。 GM:(声を明るく変えて) 「私って『いらない子』ですし♪ いいんです♪」 銀河:「『いらない子』っていうのは、たぶんいないんじゃないかなぁっ て、俺は思うけど。」 GM:(傷ついた)両腕を突きだして、 「こんなんですもん」ってすごく明るく振る舞ってるよ。 笙 :聞いている側としては、痛ましい限りですね。 GM:「もともと私の過去はあんなんですし。父も妹ももういませんし ……私はいらないんですよ……」 ってすごく哀しげな目をしてる。 銀河:それ聞くと怒っちゃうような気もするんだよな……。 「そういう考えは好きじゃない。」 GM:「そうですよね。こんな考え方する奴なんて嫌われて当然です。」 銀河:「そうじゃなくて、考え方が嫌いなんだよ。」 GM:そう言われると黙っちゃいますよ(苦笑)。 銀河:しまったぁ! これって田嶋さんが好きとか言うことになっちゃう んじゃ……。いかんっ!! また墓穴を……。 一同:(笑) 笙 :よっこいせ、よっこいせ、よっこいせ(笑)。 銀河:なぁ〜んてこった!! GM:顔、真っ赤です(笑)。 銀河:今のは完全に自分で墓穴を掘ったよ……。 笙 :まだ、着いてないのかな……。 GM:笙くん、もう着いてるよ。この場にいるけど、この会話の中には入 れない。入れないでしょ? 笙 :入れませんっ!! (笑) GM:顔真っ赤にして俯いてるけど? 銀河:良く分かんないけど(笑)。 GM:「とりあえず、明るく生きることにします。」 って、精一杯明るく振る舞おうとしている。 銀河:「それが万事解決の元だから。」 GM:そうすると「紗里!!」と、またおっちゃんが来ますけど。 銀河:いい加減、ぶっ倒したくなってきたなぁ……。 笙 :(大声のため)ちょっと私は耳を押さえてます。 銀河:加減して[流星弾]ぶっ放してやりたい……。 GM:「ほら、紗里! いい加減にしろよ! 毎日ここに来てるのか!? 昨日は早く家に帰ってきたと思ったら……。」 銀河:今回は彼女の前に立たせてもらいます。 GM:どうぞ。「何だ、お前は!?」 銀河:「通りすがり……ちょっと違うか……とにかく高校生。」 (←普通、友達って言わんか?) GM:「で、何か?」 銀河:「一応、ちゃんと話すのは初めてなんで……あなた誰ですか。」 GM:「紗里の父だ。」 銀河:「本当に?」 GM:「養っていればそうだろう。」 銀河:「養っていれば親ってわけじゃないと思うけど。」 GM:「それはあなたの考え方だ。で、何の用だ?」 銀河:あ。前に出たのはいいけど、何を話せばいいか考えてなかっ た……。 一同:(笑)。 銀河:「親なら親らしく、ちゃんと子供の面倒を見たらどうなんだ。」 GM:「見てやってるじゃないか……こいつが自分で稼いで食っていける わけじゃねぇーんだ。」 銀河:ぬぬぬぬぬ……。 「じゃ、そのために子供にケガさせてもいいって?」 GM:「言うこと聞かなかったら、言うことを聞かせるのが躾だろ?」 銀河:「躾っていうのは間違ったことを直すものだ。させる時のものじゃ ない。」 GM:「それがうちの方針だ。」 銀河:「うちの方針ね。ったく日本人は……。」 GM:「何か言ったか?」 銀河:「別に。……そうだ、田嶋さん。ちょっと、俺ん家、来ない?」 (←こう来るとは思わなかった) GM:紗里ちゃんは……ですね……。目をすごい輝かせてます。 一同:(笑)。 銀河のポケットの中では、銀河の恋人――琥珀の魂の入ったペンダン トが、熱く熱く燃えている(笑)。 銀河:「とにかく、来なよ。泊まっても大丈夫だしさ。母さんもそう言う ことは許してくれるし。」 目を輝かせつつも紗里はかなり戸惑っている。 銀河:腕つかんで「じゃ、行こうよ。」 GM:父親は「勝手にしろ。」 銀河:「勝手にさせてもらいます。」 GM:「その代わり、キズだけは付けてくれるなよ。」 銀河:「傷つけるのはあんたで、俺じゃない。」 GM:……そういう意味じゃないんだけど……。 一同:(笑)。 宴楽:でも、この人(銀河)ならそういう風に答えるでしょう。 GM:そういう風に答えるでしょう(苦笑)。 「何してくれても構わんが、キズだけは付けてくれるな。」 銀河:くっそぉ……石投げる振りして[流星弾]うってやろうか。 一同:(笑)。 笙 :「銀河くんにしてはなかなか良かったじゃないですか。」 銀河:「はぁっ!? 笙??」 一同:(爆笑) 銀河:ジト目。「また聞いてたな……。」 笙 :「躾がどうとか言うところからですよ……何か聞かれて困ることで もあったんですか?」 銀河:「別に。行こ、行こ。」 と、去っていく二人であった。 |
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