店先

七不思議の一つ...!?

上社に前宮・本宮、下社に春宮・秋宮という4つの社を持つ『諏訪大社』。
その下社秋宮の参道――通称「大社通り」を一人の女性が歩いている。

秋宮を背にして緩やかな坂道を下っていた彼女が、ふと足を止め、空を見上げる。
その様子に、道行く者が足を止め車も止めて彼女を眺めたが、彼女は気に留めることなく、ゆっくりと歩き出した。彼女の家は、路地を折れればすぐそこだ。
彼女に声をかけようと、車が数台、彼女の後を追いかけている。

・・・・・・かわいそうに・・・・・・。

彼らが彼女の店――お土産物屋「大社堂」にたどり着くまで1時間半以上かかるだろう。
その上、彼らはおみやげを車一杯に詰め込んで帰ることになるのだ。
でも、彼らは彼女に逢えたのだからそれでいいと言う。また、こんなに美しいお姉さんがいることを、地元に住んでいても知らなかったとも言う。

なぜか。
店主、真樹麗子とともに人間達にとっては謎の多い土産物屋――それが、「大社堂」なのだ。
無理も無かろう。ここは妖怪達が自分達の正体を隠すことなく、くつろげる場所――そう、心のオアシスなのだから。

――いらっしゃいませ、妖魔夜行ネットワーク「大社堂」へようこそ。

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