3.
場面は変わって、パーティー会場。吹奏楽部の演奏が始まった。
佑苑「おや、お疲れのようだね。」 宗祇「まぁ、色々とな。」 ゆかり「どうしたの、疲れてる感じね〜。お茶でも飲んですっきりすれば?」 宗祇「あぁ……。もらおう……(ため息)」 GMひょっとして、具合悪いの? じゃ、酔い止めーとか言って(笑) 佑苑(笑)「いやぁ、ゆかりちゃん、君の薬は良く効くよ!!」 龍之介いい感じ、いい感じぃ〜 GMなんか、やばいいい感じ、だよね(笑) 一同(笑) ゆかり(めっちゃ小声で)ちょ、ちょっと効き過ぎたか、な……。
鬼堂とべるな以外の、吹奏楽部の演奏が聞こえてくる範囲にいる全員で知力判定。
判定に失敗した宗祇は、耳鳴りを感じる。
ゆかりと佑苑が周囲を見渡すと、音楽を聴いている一般生徒の何人かが耳を押さえていた。
宗祇はじめて聞く曲じゃないし、聞きなれた曲のはずだけど。 GM何度か練習に顔を出してたから、聞いたことはあるし、ポピュラーな曲。
今日は特別にバイオリンパートがあり、雅はバイオリンを弾いている。
吹奏楽なので弦をもたないのが普通だが、一般生徒向けの演奏ということもあり 関心を引くためにいろいろと苦労をしているようだ。
そのまま演奏は終了。
佑苑「ゆかりちゃん、なんか耳を押さえている子がいるようだけど」 ゆかり「どうしたのかしらね〜」 龍之介(ぼそっと)歩く保健室なのに……。 宗祇確かに、たいていのことは治せるわな……歩く総合病院じゃないかぃ(笑) 佑苑「何かわかることあるか? その辺で。」 ゆかりんにゃ。にゃんにもにゃーよ。(←なんでねこ?)
ゆかりが顔見知りに声をかけて、状況を確認するが特に不審な点はない。
念のため[霊気感知]を行うと、表面的には何も問題ないが、内面に本人も気づかない程度で干渉を受けたと分かった。
GM平静な水面に石投げ込んだような。で、今波紋が広がっててそれがどうなるかはわからない、そんな状態です。 ゆかりまいっか。まぁ、ちょっと注意してみよう。
次は船内探検中のべるな。 船の中はかなり広い。
べるな船長さん! 船長さんと話をしよう!! GM操舵室には入れますね。委員長だし。生徒会メンバーだし。 べるな機械とかを見たいなぁ、なんて。 GM船長さんはいかにも船長って感じで、ひげ生やして。 べるなあぁっ! いいね、いいね。「あ! 船長さんだっ!!」 GM/船長「おぉ、かわいいお嬢さん、何か用かね。」 べるな「あー、操舵室の中入るの初めてですーーー。この機械は何ですか?」 GM/船長「これは、レーダーで……。」 べるな「れ、レーダー!? な、何、何が見えるんですか!?」 GM/船長「海中の……」 べるな「そ、空のものは?」 一同(笑)
船長と会話し、船内設備や航路を教えてもらうべるな。
どこからか竪琴の音が聞こえた。
「な、なんだこりゃ!?」
「き、気持ち悪い……。」

―― なんだか、イヤな感じ……。きれいな音なのに……、どこから……?

スピーカーが1つ目に入った。
べるなは視線をすばやくあたりに走らせ、発信源が他にないことを確認する。
べるな「って、ことはぁ〜〜。船長さ〜〜ん。通信室はどっちですか?」 GMって、聞くんだけど、船長さんはぼーっと君を眺めるだけ。 べるな「えーーーっ、使い物にならないなぁ…。」って言いながら、出て……。 GM出ようとすると、(ころころ)がっしりとした手が腕をつかむよ。船長さんです。 べるな「イタい、いたい、痛い!!」 GM/船長「誰だ、お前は」 べるな「え? 倉橋べるな」 一同(爆笑) GM/船長「密航者だな!?」 べるな「え!! 密航!? した記憶はないです!!」 GM/船長「密航者はそうやって言うんだ!」と言って、壁にだーんって叩きつけます。
生命力で、気絶チェック。何とかふらつきながらも耐えた。
べるなじゃ、ふらふらと立ち上がって、周りを見る。 GMここらへんの人は誰もいない。ほとんど近寄ってこないから。 べるなじゃぁ、えーっと、「急にどうしたんですか?」 GM/船長「どうした、だと? とぼけおって。密航者よ。」 べるな「えーっ。さっきまでの船長さんじゃない。私の知ってる船長さんはもっと優しい船長さんだった!!」 龍之介数十秒の付き合いだ。 一同(爆笑) GM数分間くらいに延ばしてあげましょう。 でも、数分(笑) GMじりじりと迫ってくるぞ。 べるな[誘眠]でもつかおっかな。かけてみまーす。成功してます。 GM/船長(ころころ)「ふっ、荒波の男と呼ばれるこの俺……ぐーー。」とばったりと倒れました。 一同(笑) べるな船長さんの身体を触って、というか、なんか物色…… GMでも、そんなことやってると、他の操作してた人がギラギラと目を光らせて「密航者めっ!!」 べるな「みんな、間違ってる!!」って走って出ていきます。 一同(爆笑)
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