写真にとれなかったのですが、この直前にかなりの坂道がありました。
お年を召されたご婦人が一休みなさっていたので、思わず声を掛けました。
「大丈夫ですか?」
「もう私はここでいいので、岩屋見てきてください。私はここで待ってますんで」
良かったら一緒に行きませんか、もうすぐそこのようですし、せっかくですし、話し声も聞こえますから、きっとほんとにすぐそこですよ? 等と話をして一緒に上ってきましたよ。
確かに、ハイキングコースとして設定されていますが、これをハイキングとして参加者を募るのは良くなかっただろうなと思います。
さて、そんなこんなを言ってる間に、到着しました!
紅葉が隠れていたという岩屋。
崖に二つ穴があいており、向かって左側(この写真の穴)が少し小さめで、紅葉が
寝泊りしていたといわれてます。
岩屋から樹が。
ここまでにかかった時間は、約40分。
険しい山道を登るハイキングコースです。
空を飛べた紅葉だから、ちょっとそこまでひとっとび、という感じで周囲の村に略奪しにいけたんでしょうね。
※余談ですが、翌年のお祭でもこのハイキングコースを辿ったようで。
チラシには「登山」って書いてありました。登山は言い過ぎだけど、これは致し方ない。
© 1997 Member of Taisyado.