第3回 舞台岩・釜壇岩・釜背負岩・屏風岩
《舞台岩》


行程説明時の地図で言うと、左側ちょうど真ん中あたりに記載されているところです。
毒の平からしばらくこんな道を上ります。

「どこに道があるんだ!?」と思いますが、紅葉の時代にはこれより歩きにくいと考えると、流刑の地として選ばれたのがわかる気もしました。
さて、舞台岩に到着。


紅葉と、紅葉の仲間が毎晩、宴を催していたという場所。
一枚岩で、上に乗っても何の問題もない、ということだったので、おそるおそる乗ってみました。

記念に撮影。
高所恐怖症なので、眺めを楽しむ心の余裕はありませんでしたが、案外広い岩で驚きました。

《釜壇岩・釜背負岩(かまだんいわ・かましょいいわ)》

説明の方が「釜壇岩です」と仰った後、訂正。しばらくして、また、訂正……
というわけで、どちらが正しいかわからないままです。すみません。

「かまだん」とは「かまど」のこと。
釜壇岩は、紅葉たちが毎晩夕食を作っていた場所で、岩に穴が開いているのが特徴です。
「釜背負岩」は、鬼が釜を背負って逃げる姿に見えることからついたそうです。

この写真は、釜背負岩だと思うんですが、鬼が釜を背負う姿に見えない。。。
いつかリベンジして確認してきます!

《屏風岩(びょうぶいわ)》


ちょっと見づらいですが、写真の左上に岩ががたがたっとしている部分があります。
この様子が屏風のように見えることから「屏風岩」と言われるようになったとか。
釜壇岩、舞台岩がこの下の辺りにあることから、これらを守る屏風の役割をした、とも言われています。

鬼となった紅葉が、このあたりを飛び、屏風の間から顔を出して維茂を攻撃した、なんて話もあるんですって。

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