すべては、在りし日のあとがき?
というわけで。
いかがでしたでしょうか、蒼明学園外伝。

僕は、とりあえずほっとしています。まあ、この後で江島さん……じゃなくて、あい♪さんによる徹底的なチェックが行なわれ、また書き直しがあるとは思いますが。

今回の小説は、色々と挑戦しています。

1つ目は、この小説がアドリブで書かれたものだということ。つまり、ほとんど何の考えもなく書き始めたんですね、この作品。
有ちゃんを主役にしたのも、

僕:「とりあえず、メンバーの誰かを『ありす』という役にしたいんですけど……ぴったりの人、いませんかね?」
あい♪さん:「(あっけなく)いるじゃない」
僕:「え?」
あい♪さん:「(扇子で僕の頭を叩きつつ)有ちゃんよ、有ちゃん。名前も読み方変えれば『ありす』になるじゃない」
僕:「あ、なるほど。じゃあ、主役は有ちゃんですね」

……という、実にいい加減な理由だったりします(事実)。

よく最後まで書けたもんだ、我ながら。

まあ、色々と辻褄があってない部分もあるかもしれませんが、あまり気にしないでください。ノリで書いた作品なので。

といっても、しっかり力は入れたつもりです。

もう1つ挑戦したことといえば、文体でしょうか。妖魔夜行よりはちょっとライトに仕上げたつもりです。まあ、後半がいつも通り(笑)重くなりかけましたけど。

作者の呟きなんかを入れるのは、某作品の影響を受けているのかもしれません。僕としては書いているうちに「GMやってる時と似てるなあ」と感じました。つまり、多少大袈裟に書かれているとはいえ、ギャグは横行してるんです、たとえ戦闘中でも(笑)。

まあ、そこら辺はTRPG色が強くなるので置いておくとして。
今回は動かしやすいキャラを集めてみました。役員のリーダー格である愛美さん、熱血野郎の鬼堂くん、その鬼堂くんと絶妙な掛け合いを見せる天草くん。そして主役の有ちゃんです。
基本的に、暴走を始めるのが龍ちゃんと信ちゃん。んで、それを止めるのが愛美さん。そこにピントのズレた発言をして愛美さんまで疲れさせるのが、有ちゃん(笑)。書いてて楽しかったですね。

んで、次の予定なんですが……短篇の「朧月夜に出逢いしは(何と初めて執行部メンバーを主役に置いたぞ!)」を書いた以上、武斗くんと静音ちゃんが主役の話も書いてみたいです。あ、もちろん、今回書けなかった生徒会メンバーにも活躍の場を与えたいし。

うう、やることはいっぱいあるなあ(大社堂とか影宮も……)。

とにかく頑張りまーす!!
応援、よろしくね(文句でもいいけど)。

GM小口 (23:57 99/01/13)
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