6.
場面は、保健室に移る。保健室には、龍之介、ゆかり、叶、べるな、鬼堂、瑞穂の5人。
ゆかり怪我人とかどのくらいいる、今? GMいや、そんなにいませんよ。 ゆかりいない、じゃぁ。 GM増えるのはこれから。グラウンドで騎馬戦があるんで。 一同(笑) ゆかり先生いる? GMうん。さっちゃんはいるよ。「あら、ゆかりちゃん?」って。 ゆかり「先生、職員室のトイレのトイレットペーパーがなくなったんで補充して頂きたいんですけどよろしいですか?」 GM/さちこ先生「それ、私の役目だっけ?」(笑) ゆかり「わたし、ふらふらして疲れちゃったものですから。」 GM/さちこ先生「顔色悪いわね……わかったわ。」 ゆかり「ごめんなさい、お願いします。」 GM/さちこ先生「それにしても、私が行くのかしら……。」 一同(笑) ゆかり誰もいないから(笑) GMで、さっちゃんはいなくなりました。(笑) 龍之介っていうか、ゆかりちゃんの下僕だからだろ。 宗祇だめだよ、ゆかりちゃんの使い魔さんなんだから。 一同(笑)
保健室に部外者がいなくなったことを確認して、ゆかりは、瑞穂の心を読んだ結果を5人に話す。
ゆかり瑞穂くんがいる前だけど、「心の中を読ませていただきました」って言う。 鬼堂「君は何者で、一体何が目的なのか。」 「君はどこからきて、どこへ行くんだい」とかさ。 べるな解釈が……。 ゆかり「あなたは私たちの中で重要参考人みたいな形になっちゃってる のよね。」 瑞穂「僕は身分を偽ってこの学園に入りました。あなたたちもここへ僕をだまして呼んだ。これで、おあいこだね。」 龍之介「え、だまして……?」 ゆかり「……(瑞穂を)呼んではいないんだけど。」 龍之介(ゆかりを見つつ)「まぁ、いいや。」 ゆかり「改めて聞かせていただけないかしら。文部省のことを。」 瑞穂「そこまで分かっているんだったら、もう隠し事をすることもないね。隠し事をすること自体が辛かったんだから。文部省の反蒼明派過激グループがこの学園の内部に爆弾を仕掛けた。首謀者は文部省内で捕まえたものの、実行犯自身はまだ爆弾を持ったまま、蒼明内に潜伏中という……。」 龍之介「え? どこに?」 (←蒼明は「蒼明市」の略称でもあるため確認している。) 瑞穂「学園祭に潜伏中という情報を受けて、僕は探している。」 龍之介「ふぅ〜ん。」 瑞穂「ヒントは、君たちが得た情報と同じだろう。初めは、美術に関係し、そして、「だ」って情報を受けた。それ以上は、僕はまだ情報をつかんでない。」 ゆかり「では……確かに、それは間違いないのは分かっているから。じゃぁ。私たちの活動の協力をしてくれないかしら。」 瑞穂「喜んで。鬼堂くんと一緒に仕事ができるなんて光栄だよ。 龍之介「悪いがあまりぺたぺた触らないようにしてくれないか。」
まずは、今までの瑞穂の所業を確認したい龍之介だが、話のきっかけがつかめない。
龍之介「そうなるとなぁ。そうだなぁ。」 で。どうしよう。味方っていうのはわかったんだよね。 ゆかりうん。じゃ……。「今まで。いろいろ私たちに隠れてやってらしたんですよね。」 瑞穂「情報を知るために、そちらを調べさせていただきました。それは、ごめんなさい。」 ゆかり「では、これから私たちに危害を加えないのなら、あなたの行動を話して頂きたいのですが、よろしいでしょうか。」 瑞穂「知りたいのは、水門のこと、くらいかな?」 ゆかり「水門、とはなんですか?」 瑞穂じゃぁ、そこで、ぴんときて、 「僕が永沢さんに預けた花と水を気にしてるんだね。」 龍之介「あぁ。」 瑞穂「君たちの方にいつでも行ける手段として清水を渡したんだ。」 龍之介水は、どんな水でもOK? 瑞穂清水じゃないとだめ。 龍之介清水か……。 瑞穂「あ、でも勘違いしないで。花は本当に永沢さんに好意をもって渡したんだから。」 龍之介くぅっ! 有ちゃんの敵だ!! 一同(笑) 龍之介っていうか、俺の敵じゃん。 瑞穂「そんな、敵だなんて……。僕は龍之介君も好きだよ。
この先、<門>の能力について説明しているのですが、そこはカット。
龍之介「じゃ、呼ぶにはあの水を持っていればOKっていう事だね。」 瑞穂「僕はいつでもそこに行けるけれど、呼んでもらわないと行けないんだ。じゃぁ、携帯の番号を教えるんで、僕を呼んでね。」って、清水の残り1本を天草くんに渡しておきます。 ゆかり「これ1本ないと呼べないの?」 瑞穂「1本で私が1回行ける。」 鬼堂で、飲んじゃう。 一同(爆笑) ゆかりおなかんなか。 瑞穂僕と一緒になりたいんだね。 龍之介ちがうぅっ!! 一緒になるの!? これ!! 鬼堂1本飲んで、呼んだら (身体の中から瑞穂が出てくるっていうジェスチャー 一同(笑) 宗祇胃の中からごぼごぼっと。 GMダメ、そんな伏字に値しないような……。 一同(笑)
口に含んだ時点で「清水」ではなくなるため、身体の中から瑞穂が出てくることはありません(笑)。
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