叶はい、は〜い。(手を挙げる)稜威先輩が来るまでの間に、今、ここにいるメンバー分のいすしか用意しない。
一同(爆笑)
稜威いじめてる、いじめてるぅぅぅぅ。
「いちゅいじめ」の始まりである。
始まると手がつかないのでここでなんとか止めようと試みるGM。
GMいすは全部で20近くあるから……。30分で全部片付けるのは大変じゃないかな。
龍之介「高速整理!!」
一同(爆笑)&拍手喝采
GURPS蒼明学園オリジナルルールで、清美委員会技能パックに入っている[高速整理]。龍之介は、委員長なので判定に+3されるため、もちろん成功。みんな、龍之介の指示の元、てきぱきと動き、片付けてしまった。
もうGMにさえ、とめられない(笑)。
龍之介「仕事の後は、気持ちいい……。」(ふっと髪を書き上げる)
べるな[完全幻覚]ってさ、幻覚作れるの?
GM作れますよ。
べるなじゃ、いっこだけ、幻覚でいすを……。
一同(大爆笑)
GM[完全幻覚]って触覚以外の全ての感覚をごまかせるんじゃ……。
愛美それでいこう!!
ゆかりなんなんだこいつら……。
稜威誰一人、とめようとしない! お前ら、一丸となってるな……。
龍之介仲間の力♪
花束は、この時点で愛美のプライベートスペースへと移される。お片づけの邪魔になると言う判断だ。
べるなの幻覚は………。
一同わーーーーーーーーーーーー!!
愛美くりっと、くりっと!!!!
GMまったく疲れませんなぁ〜。その上、よもやこれを幻と思う人間はいないっ!
叶なぜか、みんなの普通の椅子じゃなくて、1つだけ豪華な。
べるな豪華な(笑)
鬼堂稜威先輩のために用意しました(笑)。
こうして30分が経過し、稜威が高等部地下生徒会本部に現れた。
稜威「よっ、後輩たち!」
叶「早かったじゃないですか! 先輩!!」
稜威「みんなで出迎えてくれるなんて、さすがだな〜。やっぱり、先輩想いだな〜。」
愛美「さ、稜威先輩用の特別な椅子を用意しましたから。座ってください。」
稜威それを聞いて白々しく感じないの?
GMじゃ、[嘘発見]。
稜威だめ! 失敗。
一同(笑)
GM全然! お、俺を歓迎してくれてるぜーーっ!!
稜威で、ひときわなんか、デカいきれいな、すごい豪勢な
一同(笑)
稜威「おぉっ、ここまで、用意してくれたのかぁ〜。」
叶「先輩を敬うのが後輩の務めですよ」(笑)
GM紀家くんは離れたところで、
「何も見てない、何も聞いていない……」(笑)
ゆかりじゃ、後ろの方で極力目を合わせないようにしてる。
稜威「おいおい、先輩がきたんだから、挨拶くらいしたらどうなんだよ、そこ」
愛美「座ってください。もう、始めなきゃいけないから。」
稜威「ものものしいな、わざわざ座らせるなんて。」
愛美「だって、響会長もいないんですよ。」
叶「それまでは、あなたが会長の代わりですよ。」
稜威「はいはい。」ここで座るよ。
一同(笑)
GM敏捷度−6で判定。
べるなやった!
稜威きついなぁ…。ころころ……。だめぇ〜。
一同(爆笑)
GMじゃ、思いっきりしりもちついてね。
稜威どんっ。
一同「わーーーーい!」& 拍手
稜威「あ、あれぇ……???」
いすに触れようとしたが、その手はいすをすり抜ける。
龍之介「先輩、器用!!」
愛美「器用だねぇ〜」(笑)
べるな「手品ですか、手品ですか?」
GM/ノア「私はやめるように忠告したのですが……。」
一同(笑)
ゆかり「先輩、大丈夫ですか?」
稜威「ほほぅ。」
叶「すばらしいです。先輩。こんな時にまで隠し芸を用意しておく なんて……。」
べるな「さすが先輩ですね。」
龍之介「転び方も超一流ですね!!」
稜威「首謀者はだれだっ!! 首謀者は!! "ノア"!」
GM/ノア「現在より30分前の記録は抹消されております。」
一同(笑)
宗祇「さて、芸が終わったところで、はじめようか。」
稜威「そーちゃん、なんか事務的だなぁ……。それなら、止めろよ、そーちゃんも。」
宗祇「俺には関係ない話だ。」
稜威「こ、こいつは……。」
一同(苦笑)
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