4.
音楽が止まるとともに、船に乗ったメンバーにかけられた術は解除されている。
辺りでは能力操作に慣れていない一般生徒が倒れており、執行部やNPC扱いの委員長たちが苦慮しながら対応している。
宗祇「佐々木、一体、何があった。俺たちは何をしていた?」 佑苑「殴ってきた。」 GM/真治「僕たちのことを海賊だ、って言って追っかけまわして」 宗祇「海賊?」 GM周りは、雷と荒波。船は、とても現代の船とは思えないような木造の船だね。 宗祇「こういうばかげたことが起きた場合のパターンは3つ。1つは、白河の悪ふざけ。だが、これは今回除外していいだろう。」 GM/静音「ちょっと、どーゆー意味、それっ! 宝生院くん! ひどーい!」 一同(爆笑) 宗祇「2つ目。<魔術師>の悪ふざけ。だが、それも違うだろう、たぶん。」 佑苑「じゃ、残っているのは1つしかないじゃないか。」 宗祇「だろうな。」
―― 「音楽」か……。

宗祇は一つ、ため息をついた。

場面は変わって、ゆかりたち。
ゆかりや鬼堂にかかっていた術も解け、今はすっかり正気に戻っている。

叶から[テレパシー]を受けた気がするゆかりは……。
ゆかり(通信機で)叶くんに連絡を取る。 ピーン(ふたを開ける)そうだよね、コレ使えばよかったんだよね。 龍之介忘れてたんだね、素直に。 一同(笑) ゆかり「圭一郎くん、いったいどうしたの?」 「この船は一体どうなってるんだ?」 GM1.静音ちゃんの悪ふざけ……、2.<魔術師>の悪ふざけ、3.理事長の悪ふざけ、4."裏生徒会"…… 佑苑4は、会長では? 龍之介ダメだ、正解ないや GMじゃ、5番目に"裏生徒会"で。 一同(笑) GM番外編として、愛美ちゃんの仕業(←どうやってやるんだーー!?) 龍之介愛美ちゃんの仕業でいいやっ、みたいな 一同(笑) 「今、そちらの様子はどうなっている?」 ゆかり「何とか収まったみたい。」 龍之介「今、どこにいるの?」 GM元の船だったら、もうすぐ通信室があるだろうと思われる。 「船の形状が変わったからなんとも言えないけれど、大体通信室の辺りかな。」 ゆかり「通信室ねぇ……みんな一度合流した方が良くないかな。」
甲板でいったん合流することになった。
場面は変わり、露穂と一緒に逃げているべるな。
GMあぁ、べるなちゃんがいない。 鬼堂じゃ、べるなちゃんの代理。(とぬいぐるみ?を出す) GMじゃ、しゃべってもらおう。今、どうしてる? 鬼堂/べるなえーー。あ、今通信がきたですー。カシオペア座のミューですー。 一同(爆笑)
席を外していたべるなちゃんが戻ってきました。
GMべるなちゃん、逃げてるとわかるんですけど、船の状態が変わっちゃってます。木造で、潮のにおいがします。 べるな「ねぇねぇねぇ、周りヘンじゃない? イベントかな……。」 GM/露穂「お金掛け過ぎよ……だって、ほんとに木だもん」といってぺたぺた触る。 べるなそのまま、自分の船室のほうへ行ってみます。 GMすると、べるなちゃん、向こう側を優雅に走っていく、叶くんが見えます。 べるな「叶くーーーーーん!!! ちょっと待ってぇぇぇぇ!!」と声をかけます。 「自称:優雅」っていれんといかんのかな。じゃ、振り向いて、寄っていくよ。「君は、無事だったのかい?」 べるな「私は無事ですけど、船が無事じゃないような気が。今どうなってるんです?」 「誰もがそう思うだろう…………のいたずらだと。」 べるな「あぁぁっ。」 一同(笑) 「全員合流することになっているから甲板へ今向かっていたところだ。」 べるな「でも、甲板……みんなが『海賊追えーーっ!!』って走り回って……」
べるなの隣に露穂がいるため、腕時計通信を使えず、甲板と再度連絡はできない。
叶がべるなを説得しようと試みるが、恐怖心を覆せないまま時間が過ぎる。
GM/露穂「……とりあえず、いくんだったらいきましょう。」(←ナイスフォロー) 「あぁ、行こう行こう。」 べるな「一番後ろからついていきます。」
その頃の甲板。鬼堂の疲労は、かなりの時間が経過したため、全快。
叶が到着するまで、甲板では、ゆかりが回復に専念している。
佑苑への[応急処置]は、クリティカル。
GM(ダイス振らずに)最大値回復していいよ。 ゆかり5点回復……[応急処置]で5点…… 一同(笑)
残りは[大治癒]で回復させて、佑苑も全快。
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