守里の元へ行った龍之介と有子。向かう先は演劇部。
龍之介一つ聞いていい? コウモリに変身して超能力って使えるの?
GM別に限定はないので使えます。
べるななんだか人間じゃないな。
一同(爆笑)
GMなんか遠い呟きだけどはっきり聞こえる!!(笑)
有子でも別に人間じゃないことがいけないわけじゃないし……。
一同(笑)
龍之介すでに人間じゃないことになってる!!
佑苑前提条件……。
GMつまり、人間じゃないことを確信している。
佑苑前提条件、人間じゃない。
龍之介ちなみに、コウモリになった時の移動力はどれくらい?
ゆかり変わらないんじゃないの。
GM(人間時と)同じだね。
龍之介変わらないのか。軽くなったからパタパタ飛んでいけるかと 思ったのに。
佑苑コウモリの姿では、そう早いとも……。
有子つかんでいくとか。
べるな(笑)
一同え?
有子え、だから、つかんでいくとか……。
一同(笑)
演劇部についた龍之介と有子。
龍之介「守里、いる? 守里、守里、守里。」
GM/部員「こら、天草! 何サボってんだぁ!」
龍之介「何言ってるんだ! 生徒会役員なんだよ、俺は。暇人のお前らとは違うんだよ。」
GM/部員「都合のいい時だけ生徒会役員になりやがって……。」みんな舞台上で白い目をしてみてます。
一同(笑)
叶/部員「やってらんねーよな……。」
龍之介「守里は? 守里、守里、守里。」
有子「いませんか?」
GM/守里「なんですか?」
龍之介「特別にお前を連行させていただく。」
一同(笑)
GMざわっ、って言って演劇部員がざわめくよ。
佑苑/部員「ついに男か……」
龍之介「ちょっと待て!」
GM「今まで散々口説いてたわりに……」
龍之介「ちょっと、待て、ちょっと待て、ちょっと待て。」
一同(笑)
GM/部員「そういえば私噂で聞いたんだけど、付き合っている男の子がいるとか。」
龍之介「いねぇーよ、いねぇーよ!!」
叶/部員「確か、龍之介様ー!って叫んでたわよ。」
龍之介「ちがう……。」
愛美/部員「お弁当持ってきてたわよ。」
龍之介「いない、そんな奴はいない。違う、違う、違う。ということで守里。」
GM/守里「何ですか? 僕忙しいんですけど。天草先輩と違って。」
龍之介「……何!?」
有子「あの〜、守里くん、今忙しい?」
GM/守里「え、いや、あの、その……。別に……。」
一同(爆笑)
龍之介マジであいつ一発殴る。
GM/守里「何するんですか!?」
龍之介「今の態度で一発殴らない奴はいねぇーよ。」
一同(笑)
龍之介「楓ちゃん、かわいそ。」
GM/守里「そういうわけじゃないじゃないですか!」
龍之介「そっか、有ちゃんみたいなのが好みだったのか、ふーん。」
GM/守里「だーーーーっ!」
愛美みたいなの、って言われてもな……。
GM/守里「わかりました、着いていけばいいんでしょ!」
有子おろおろしている。会話に入ろうとするけれど……。でも、まとまったみたいだから、いいか。
龍之介「とりあえず、どうでもいいから来い。」
GM/守里「はいはい。」
有子「ごめんね、部活の邪魔しちゃって……。」
GM/守里「わかりました。いいですよ、真顔になるのは誰か、ってもう決まってるんですから。」
有子「え? 誰ですか?」
GM/守里「ま、そういうことで、行きましょう。」
一同(笑)
龍之介「てめぇ……。何かお前の態度見てるとむかつく。」
GM(笑) 最近反抗的になってきたね。
べるな反抗期。
龍之介反抗期に入ったらしいな、ようやく。
べるなようやく……。
GM先輩に対する反抗期。
龍之介「楓ちゃんに、いい思いさせてもらったからって……。」
GM/守里「何いってるんですか!」
龍之介「ちっ、お前は……。まだまだガキだよな。いこいこいこ。ったく、本当ならお前なんか連れて行くのは嫌なのに。」
GM/守里「来なきゃいいじゃないですか。大人しく部活に出ればいいのに。一応、音合わせなんですよ。」
有子おろおろおろおろ……。
龍之介「んなもん、適当にやっときゃいいんだよ。俺は、困ったときだけでる、そういうね、最後にでる、そういうでっかい役割なんだから。高3だし。」
一同(忍び笑い)
龍之介「ごめん、ちょっと高3にしては語録が少なすぎた……。」
GMはっきりと切り札、って言えばいいじゃん。
龍之介忘れてた、切り札。
宗祇なんっつーか、ごろつき、っつーか、ちんぴらっつーか。
GM/守里「先輩、国語の勉強しましょう。」
龍之介「うるせぇ、お前に、お前に言われたくないわ!」
有子二人の手をがしっ、がしっ、って握って。「とにかく仲良く行きましょう!」
GM/守里「あ、はい。」
龍之介「……行こっか。」
愛美さすが、有ちゃん。
有子何か、まとめたぞ。
GMということで、比較的安全に向かっている、と。
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