2.
そして、保健室に佑苑・ゆかり・愛美・有子が到着。
まず、ゆかりがベッドに横たわる少女に対し、[霊気感知]をかけ、怪我もなく、異常もなく、無事であることを確認する。
やっとここで、互いの情報が交換される。
龍之介「遅ぇーなぁ。あの二人何やってんだよ。ったく。」
愛美「両方とも部活中でしょう。」
龍之介「…片方は分かるが、片方が分からない!!」
一同(笑)
龍之介「やってるんだろうか……」
愛美「珍しく、部活に行ったらそうなるんじゃないかしら。」
龍之介「よっぽどのことじゃないと行かなさそうだけど。」
有子そういう会話をしている間に
「今日焼いたホットケーキなんですけど……」
龍之介「ありがとう、有ちゃん。」
有子「1つしかないんですけど……。」
龍之介「ありがとう、有ちゃん。」
愛美「2人の分はきちんと取っておいて……。」
龍之介「くっちゃえ、くっちゃえ〜♪」
一同(笑)
龍之介「遅れてくる奴が悪いんだ……」
愛美切り分けつつ……「こんなことをしてる場合なんだろうか……。」
龍之介保健室でティータイム〜♪
一同(笑)
場面は代わって、吹奏楽部。
どうも宗祇は「指揮」をしている最中だったらしい。
音楽室を出てメンバーに連絡を取ると……
愛美そうするとみんなでハーブティー飲んでる。
一同(笑)
GM/紀家「やべ、映像切れ!」
一同(笑)
宗祇「さっきのエマージェンシーは、お茶のお誘いか?」
有子「そうじゃなくって、これはうちの部活で焼いたケーキで…。」
一同(笑)
GMますます、勘違いしていくぞ!?
宗祇「そうか、そうか。永沢が焼いたケーキを……。」
ゆかり「宗祇くん、違うわよ。」
有子「そうじゃないよ……。」
龍之介「とりあえず、ホットケーキ食いにこいよ。」
一同(笑)
ゆかり「……ま、それでもいいけどね。」
有子「ちゃんと取ってあるから。」
一同(爆笑)
宗祇「……。そこに江島はいるか。」
愛美「いるけど。」
宗祇「さっきのエマージェンシーは何だ!?」
愛美「私がかけたわけじゃないから、天草くんに聞いてみたら?」
宗祇「そうか。…天草。」
龍之介「(笑)」
宗祇「で、何だ。」
龍之介「こんちゃ。」
ということで、事件が発生した旨が告げられる。
GM/紀家「ホットケーキは単に偶然が重なったというか…」
有子「うん。」
佑苑「おいしいですよ。」
GM/紀家「ま……、いつものテンポだから(苦笑)」
有子「何ですか? 紀家先輩。」
GM/紀家「あ、いや、あの……いろいろあるってことで。」
宗祇「まぁいい。とりあえずそっちに向かう。」
一度音楽室に戻り、吹奏楽部員に挨拶する宗祇。
宗祇「委員会から呼び出しがあった。」
GM/部員「行ってらっしゃい〜。」
宗祇「早ければ一ヵ月後には来れるだろう。」
一同(笑)
ということで、宗祇が合流。
鬼堂が揃わないが、ここで状況の説明と互いの情報が交換される。
愛美(時計を見て)「そろそろ終わった頃かな。」
ゆかり「こっち来てくれるといいんだけど…。もう一回連絡してみましょうか。」
ということで鬼堂に連絡が入る。
愛美プルプルプル……。
鬼堂着替えてる途中で…
ゆかり「あ、着替えてるのね。じゃ、映像を切って〜。」
一同(爆笑)
鬼堂「あ、あぁ…。」と映像を切る。
GMじゃ、画像ONLYで。
一同(爆笑)
GMテレビで深夜番組が終わった後の静止画像みたいに…。
一同(笑)
宗祇鬼堂くんの逞しい肉体美!!
愛美そうか、この画像は取り込んで美咲ちゃんに見せるべし。
一同(笑)
龍之介(笑いつつ)美咲ちゃんは喜ばないと思いますよ。
宗祇うん。
鬼堂まぁ、冗談はさておき。
一同(笑)
ゆかり「今、保健室にいるんだけど、ちょっとした事件が起こってね。私も実際に見たわけじゃないけど、信吾くんの方は何かなかったかな。とりあえず、保健室の方に来てくれるかしら。」
鬼堂「あ、あぁ…。」
ということで、着替えをすませ、保健室に鬼堂は直行する。
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