え、えっと……会話に戻して……(大汗)
GM/美咲「鬼堂さんって、強いんですね。」
鬼堂「強い弱いの問題じゃない。問題は生きようとする意志があるかどうか。君も口ではそんなことを言っているが、心の奥では生きたいと思っているのだろう? 学校に行って友達と語らいたいと思っているのだろう?
青春を謳歌したいと想っているんだろう!」
一同(爆笑)
愛美宗祇の顔を見て「こういう事ね。」
宗祇「同じ部屋に他に病人がいなかったのが幸いだな。」
GM/美咲相変わらずの大声に驚きながら
「もし、……もし、病気が治ったら……」
って言って慌てて顔を伏せます。
一同(大爆笑&拍手)
GMって言ってる時に、全員の腕時計が振動します。都筑ゆかりちゃんの顔が映って、
「佑苑くんが意識を取り戻したわよ。紀家くんの方はまだみたいだけど。今代わるわね。」
佑苑「おはようございます。」
愛美「おはようじゃないわよ。いつまで寝てるのよ!」
佑苑(苦笑)「すみません……」
鬼堂……届いてるのかな?
愛美届いているけれど、彼女の前で開けられないよ。
鬼堂確かに。
べるな腕ごと震えてるから、電源切っておいたほうがいいよ。
佑苑いやぁ。腕を震わせるほどの熱弁ということで。
一同(笑)
宗祇「体調は大丈夫なのか?」
佑苑「すっかり気分も晴れ晴れとして。」
佑苑は魔術師に助けられた事を伝える。
佑苑「そちらはどうですか?」
愛美「今、病院。」
宗祇「いろいろあってな。もう少ししたら、多分そちらへ戻る。」
愛美「まとめて報告するから、詳細は生徒会本部で。」
GMで。病室内のほうは……。
愛美(!)
「今、鬼堂くんが面白い事をやっているから、聞こえるかどうか分からないけれど……。」
腕時計の蓋を開けて、通信モードをオンのままにしておきます。
GM/美咲「私……桜が見たいんです。」
一同おおぉっっ。
鬼堂「そうか……。いい場所を知っている。」
一同おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぅ?!
GM「ここにもあるんです。」
と言って窓のほうを示すと、木がありますね。
「私ほとんど動けなかったから、ここの桜しか見えなかったんですけれど、鬼堂さんの言う桜も綺麗なんでしょうね。」
佑苑(笑)
鬼堂むぅ。
GMうおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!
愛美言ってるGMが赤くなってどうするーーーーー!!
一同(爆笑)
GMだぁって!!……はずかし〜っ。
佑苑わかりますよ。そりゃ。(笑)
愛美わかるけどさぁ(笑)
鬼堂「そうだ。だから……。早く体を治すといい。」
……このあたりで、自分がむちゃくちゃ恥ずかしい事を言ってる事に気づくだろう。
一同(笑)
鬼堂「あ、あぁ、えっと、俺は、こ、この辺りで失礼する」
GM「はい。」
鬼堂「……これだけは忘れるな。すべての人間にはその人生を幸せに過ごす権利がある。そして、それは同時に……義務だと言う事を。忘れないでくれ……じゃぁ。」
ガチャッ。
一同(拍手で出迎える)
鬼堂「お・ま・え・らぁっ!!」
宗祇「で、どうだったんだ??」
[来歴探査]をするのをしっかり忘れた鬼堂だった。
愛美あ、拍手で迎えるところから、病室の前からはさすがに離れているから。多分、「……じゃあ。」って言った瞬間、みんなロビーまでいって拍手でお出迎えみたいな。
べるなやったぜ、青春!!
一同(爆笑)
結局、「帰りがけにみんなが見舞いに来たので案内してきた」という理由で、もう一度美咲の病室に行き、鬼堂が[来歴探査]を試みる事となった。
宗祇見舞いに来たと言うのに、何も持っていないのは妙だから。
鬼堂あじの開き。
一同(笑)
GMさすがにそれは。(苦笑)
宗祇花か果物にしよう。近くに花屋さんならいくらでもあるだろう。
GMあるある。
果物になった。
鬼堂ドリアンとか?
一同(笑)
GMこらぁっ!! なんで、あんたは奇をてらうかなぁ……。
鬼堂いかん! さっきの反動で、茶化さないと……。
GM何? 照れてるの??
鬼堂うるさいっっ!!
一同(拍手)
べるな&愛美かわいーー。
GMはいはいはい。脱線するのはここまで!
鬼堂さっさと済ませて、帰るぞぉ〜。
一同(笑)
[来歴探査]で相原が襲われた時から見てみると……。
GM彼女の体が、少しぶれていくような感じがして、(もう一人)彼女が現れ、ふっと消える。また、何時間かすると戻ってきて、消えるのが見える。で、今日はまだ誰もきていないみたいだね。
鬼堂学校美咲か……。
GMある1日だけ泣きそうな顔をして現れ……。
一同(笑)
もちろん、佑苑が付け回した日である。
鬼堂ほかには?
GMあとは、君の恥ずかしいシーンが。
べるな“桜が見たいな、桜が見たいな、桜が見たいな……。”
一同(笑)
宗祇「鬼堂、俺は野郎にしがみつかれて嬉しく思う趣味はない。いつまで俺の後ろに隠れているつもりだ。」
GM美咲ちゃんの方はもじもじしていますね。
愛美「ったく、鬼堂くんは女の人の所に来るといっつもこうなんだから……。」
べるないつもあんなこと言っているのかな。
一同(爆笑)
宗祇ベッドの方に歩いていって、
「そこの連中の同僚で、宝生院宗祇だ。よろしく。」
GM「どうも。」
宗祇ちらっと鬼堂を見て、
「変わった奴だが気長に面倒を見てやってくれ。」
佑苑何か言ってるよ〜。(笑)
宗祇「倉橋。お前も、自己紹介くらいしたらどうだ。」
べるな「は〜い。倉橋べるなでーす。えっとー。同じ2年生です、よろしくね。早く元気になって一緒に遊ぼうね。」
GM「はい。」
佑苑ツーショット、ツーショット。
べるなはい、並んで並んで。撮ってあげるから。……これじゃ、近所のおばちゃんじゃないか。
一同(笑)
愛美切り上げちゃっていい?
べるなツーショット写真を撮って、次は持ってくるって約束したいんですけれど……。
鬼堂「止めろっていってるだろう!」
愛美「ほらほら、鬼堂くんそんなに恥ずかしがらないで……。」
宗祇「ま、みんなで撮ればいいだろう。」
(こっそりと愛美に向けて)「瞬間、抜けるぞ。」
鬼堂端の方へ行こうとします。
べるな「カメラに入らないから寄って寄って。」
愛美(宗祇を見て)「私達、前に行こうか。」(ベットの前にしゃがむらしい)
宗祇「そうだな。」
べるな「前二人と、ベッドに腰掛ける彼女と、側に立ってくれれば……はい、いいですか? にっこり笑ってね〜。せーの、1+1は??」
鬼堂&GM&宗祇&愛美「2!!」
(宗祇と愛美は叫ぶと同時にカメラの範囲から出るように、頭を下げ飛び出した。)
一同(大爆笑)
鬼堂「何っ!?」
べるな「OK!」
宗祇&愛美「さ、そろそろ、帰るか。」
鬼堂「きぃ・さぁ・まぁ・らぁっっっ!!」
べるな(美咲に向かって)「楽しみに待っててね〜♪」
このあと、佑苑の待つ地下生徒会本部に向かい、今後の方針を決めることになった。
佑苑「そうそう、<魔術師>から伝言ですが、あの二人は会わせない方が良いそうです。」
宗祇「美幸と美咲か。」
佑苑「そう。」
愛美「なら、そうなんでしょう。理由はよく分からないけれど。」
延々話し続けるが「美幸="花散里"」であること以外は、堂々めぐりを繰り返すばかりで、先に進まない。
美幸の次の狙いは誰なのか、接触を取るにしても妹のことを聞けないのならば、何を話すのか……迷うばかりである。
愛美時間を進めてしまった方がいいのかもしれない。手遅れになるかもしれないけど、美幸さんに変に警戒心を抱かせることはない。
べるな……私は、美幸さんの所には行かない。
宗祇……動きようがないのが実状だな。
愛美じゃ、ごめん。こんだけ話しておいて悪いけれど、今日は動かない。
GMはい。
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