べるな「最近、何かね、ハムスターがね、増えてるって話を聞いてて、何かあったのかなーって……」
GM「(顔色を変えて)殺しちゃうんですか!?」
べるな「殺しはしない……んー、どうでしょう。でもまず、噂が本当かどうか確かめないと。まー、その後は煮て食うなり(笑)」
紀家結構よーしゃないな、この人……。
GMてなところで、有ちゃん。到着してもいいよ。
有子たったったったー(走ってくる擬音らしい)。
「あーっ、せんぱーい。お手伝いに来ましたー」
べるな「ありがと有ちゃーん。今ねー、この階の子みんなハムスター飼ってて、もらったのはこのお嬢さんから…」
有子ふと、初めて気が付いて、「あっ、ゆりちゃん!」
べるな「あら、お知り合いだったのね〜」
龍之介演技くさいぞ(笑)。
べるな「で、私はやっぱり、ハムスターが増えたのは電波のせいだと思うんだけど、有ちゃんはどう?(笑)」
龍之介頑張れ有ちゃん(笑)。
有子「電波のせいってどういうことですか?」
べるな「……みんな知らないことなんだけどね(笑)、教えてあげるわ」
有子「教えてくださいっ(←朴訥)」
龍之介だめだー!(笑)
有子(電波説を可能性の一つに入れることにして)あ、そだ。
「(ゆり子に)昨日もらったハムスターに、私、『てっちゃん』って名前つけたの」
GM「てっちゃん? かわいい〜」
紀家どうせなら『こてっちゃん』とかにしない?
有子嫌。それは嫌。
佑苑食べるんですか?
GMボイルしてあります(爆笑)。
ゆり子はちょうど良かったと、有子にハムスターの飼い方を事細かに記したメモを渡した。その後はハムスター話に花が咲き、
GM「一日に二、三十分くらいは、外に出して遊ばせてあげてね」
有子「かごごと外に?」
紀家虫干しじゃないんだから(笑)。
べるな洗濯挟みでつるして干すとか(笑)。
龍之介かわいー!(←可愛いのか!?)
そんなことをしているうちに、情報収集は終了。二人も本部に向かうことにした。外に出た二人の傍らを、一匹のやつれた野良ハムスターが駆け抜けていったのだった。
紀家途中で力尽きてバタッとか(笑)。
所変わって生徒会本部。
互いに情報交換を終えたメンバーは、宗祇が持ってきたハムスターを色々と調べてみるが、『ゆかり:[霊気感知]してみます。』特に変わったところは見付からない。
一人コンテナ地域に残っている龍之介と連絡を取ってみたが、コンテナ地域に異変はないとのこと。しかし、不思議なことに龍之介の映像は出ず、届くのは音声のみだった。
宗祇「そう言えば、天草が夜食を欲しいと言っていたぞ」
有子あ、それじゃ、お夜食作りまーす。
べるな虫?(笑)
紀家犯人が特定できないから、やっぱ張り込み? ハムスター、尋問するわけにはいかないし。
龍之介動物会話は?
紀家確か愛美さんが持ってたけど、いないしなぁ。
宗祇鬼堂のやつも、『風紀強化週間だっ』って走り回っていたしな。
龍之介ったく、人生において無駄なことばっかりやってるよな、あの男も。もっと有意義に過ごそうと思わないのか?
ゆかりそれをコウモリの姿でキーキーキー?
龍之介いや、もう人間に戻ってるから。
宗祇ちゃんと服持ってった?
龍之介ふざけんなー! 置いとけーっ!
紀家ハダカぁーっ?
有子えーっ! 風邪ひいちゃいますよー。地下は寒いよ、地下は。
龍之介演劇部のきぐるみでも……。
べるなちょっと目のコワいウサギとか……(笑)。
紀家「分かった、ウサギだな」とか言って、バニーガールの衣装を(笑)。
龍之介見たいのかよ!?(笑)
紀家とりあえず、着てた服は持ってってあげるよ。料理できたら、それも一緒に。
つーわけで、全員でコンテナ地域に向かうことに。
宗祇はその前に生活委員の赤川(二秒前に命名)に連絡を取り、野良ハムスターを警戒してか、ゴミが荒らされたりしていないか訪ねてみたが、女子寮A棟近くでわずかにゴミ袋が破れていた程度だった。
GMでは、皆さんが地下を出て、コンテナ地域へと歩いていると、「紀家せんぱーい!」と、駆け寄ってくる人が。
紀家報道委員?
GMそう。高等部一年の坂本 勇太くんだ。
紀家正義の熱血タイプ?
GMまあね。で、彼は君に駆け寄ってきて……。
佑苑(小声で)パーンチ……。
紀家おい(笑)。で、何かあった?
GM「あ、あの、コンテナ地域で事件って、本当ですか?」
紀家「あー、そのことに付いては、ノーコメントと言うか……」
GM「ふざけないで下さい!」
紀家「分かった分かった。報道委員会規約第三条に基づいて、現段階から報道管制を敷く。この件に付いては他言無用。いいね」
GM「えーっ!? オレ、この事件のこと任せてもらおうと思ったのに!」
紀家「委員長として、調べ終わってから!」
GM「あの、オレも一緒に行っていいですか!?」
紀家うーん……。
宗祇じろーっ……(ジト目)
紀家だめだよな。「(向き直って)だめ!(笑)」
GMそうすると、彼は君を一瞬だけ、ギッ! と睨み付ける。
紀家恨みかうよなぁ。でも、コウモリに変身する人間や、俺らの能力見せるわけにはいかないし…。
GM君らが進んでいくと、……つけて来てるよ、彼。
佑苑やっぱりな。
有子そんな気がしてました。
べるな罠、仕掛けられないかな(←こら)。
紀家さて、ここは相手と状況考えて人格変えて……くるっと振り向いて
「坂本ぉっ!(鬼堂がベースらしい(笑))貴様何をコソコソとつけて来ているっ!」
GM「えっ! つけてなんかいませんよ!」
紀家「貴ッ様ァッ! 日本男児として恥ずかしくないのかぁっ! (笑)」
GM「えと……(動揺しつつ)オレは、コンテナ区域に用があるだけで……じゃっ!」すたたたたた(走っていく)。
宗祇「コンテナ地域は、生活委員の管理下にある! 入らぬように!」
GM「何か言いましたか〜」すたたたたたた。
有子あの人、何か知ってるんでしょうか?
宗祇知らないだろう。
佑苑事件の表面的なことだけでしょうね。
コンテナ地域に到着した生徒会メンバーたちは、受付で坂本勇太のことを尋ねたが、ここ30分は誰も来ていないという。
紀家「じゃ、うちらが入った後は、誰も入れないように。もし通すとしたら、生徒会執行部のみ。お願いします」
宗祇では、地下に入って、天草ぁ〜。
龍之介「あっ、お〜い…って、女の子外に出せえっ!」(笑)
有子外で待ってま〜す。
GMさて天草くん。彼らの呼び声が聞こえてきた時、非常口の方から、「がちゃっ、たったったった」という音が。
紀家げっ!
龍之介ありゃ、何か音が聞こえたな〜。ちら〜って見てみるけど、人影?
GMうん。たたたと走ってくる。
龍之介やべっ! どうしよう!
佑苑ハムスターのきぐるみを…。
宗祇謎のうさぎマンX…(笑)。
紀家ある時はコウモリ。ある時は謎のストリーキング!(笑)そしてその正体は、うさぎマンエーックス!(爆笑)
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