時間は進んで、安西。
9時頃に出社すると、フロアがいつになく騒がしい。
安西「どうした?」とそこら辺の面子に聞いてみる。
GM「おぉ。三陵さんが事件に出くわして、ケガをして病院に運ばれたらしい。」
安西「で、どこの病院?」
GM病院を教えてくれます。
安西「まぁ、行くしかないなぁ。」って(笑)
一同(笑)
安西たかたかたか、って病室に行く。
GM行くと、三陵は、ちょこーんと、気絶した女の人の隣に座ってて。
安西ちょっと包帯がついてるくらい、って?
GMそうね。
安西「三陵、大丈夫か」
三陵「私は大丈夫ですぅぅ。でも……」って、女の人を見る。
GMそうね、そろそろふっていう感じで起きて。ぱたっと起きると。「こ、ここは。」
三陵「病院ですぅぅ〜。大丈夫ですかぁぁ?」
GM「わたし、わたし、わたし……はっ。」と思い出して、「電話、電話、電話しなきゃ。」
三陵「落ち着いてくださいぃぃ。どこに電話したいんですかぁぁ?」
GM「わたし、確認しなきゃ……。」
三陵「何をですかぁ〜?」
GM「だって、だって、だって」そうやって、話してるとちょっと落ち着いたらしくって、「あ、いえ、電話は、いいです。」
三陵「大丈夫ですかぁぁぁ?」ってじーっと目を見て聞いてるんだけど。
GMじゃ、ちょっとそむけて、「はい、大丈夫です。」
三陵「良かった、良かった♪」
三陵の状態にほっとした安西は、月山課長に状況報告を入れる。
安西「三陵、無事でした。」
GM「それは良かった。仕事の前にケガされたら、たまったものじゃない……」(笑)
安西(笑)
GM「しかし、この現場も、刈野くんの家の近くだな……。」課長に事件の報告はあがっていると思っていいです。
安西じゃ、聞いちゃおう。「この女の人の身辺の方は?」
名前は、蔵山その子。33歳。
近くに住んでいる母親の所に寄って、朝早く自宅に帰る途中で鬼を目撃した。
安西「家族構成くらいは分かるだろう」にやっと笑う。
GM家族構成は……娘一人、ですね。今から5ヶ月ほど前に、離婚しています。「そろそろ名古屋の面々も来るが、戻って来れそうか。」
安西「どうしようかな〜」
GM「三陵は付かせておくか? あとは、君の判断に任せる。」
安西「ひーーーっ!? 」
ということで、電話が終わり、安西は病室に戻ってくる。
三陵「安西さん、剣ちゃんさんとの電話どうでしたかぁぁ?」
安西「名古屋から合流する組がそろそろ来るんで戻るけど、お前、どうする?」
GMあ、投げた(笑)
安西え?
GMえ、なんでもない(笑)
安西ほら、三陵の場合、耐久時間がさぁ……普通よりもさ……(笑)
三陵「うぅ〜ん……。三陵、疲れたからここにいますぅぅぅ」
GM(三陵に)ケガは治療したんで2点回復しててください。
三陵はーい。
安西「じゃ、ついでに、その人から事情もちょっと聞いといてくれよ。」
三陵「はーい。わかりましたぁぁ。」
安西「はい、じゃ、俺の携帯の番号」って。
三陵「はーーい。これに、病院の1階にある、ナースセンター前の公衆電話からかければいいんですね?」
安西「OK!」
三陵「はい。」って言って、ナースセンター前の電話からかける、って書いて、そこへ置いておく。(笑)「行ってらっしゃーい♪」
安西「大丈夫かな……」って振り返って、看護婦さんに「ちょっとお願いします」。
一同(笑)
GM(看護婦さんが)「妹さんかしら……。」
三陵へへっ♪
GM(苦笑)
安西安西おにいちゃんですから(笑)
三陵「安西おにいちゃ〜ん」って?(笑)
GMじゃ、新幹線が到着して、君たちも国霊の方に到着することになります。新宿の方じゃないですね。月山さんの方の国霊は。
安西えーーー、おそろしい。
三陵どこでしたっけ、国霊って。
GM国会議事堂の真下。
鳴神(笑)
安西こっちの方が秘密があるんだろうねって感じの部署だからね。(要人警護の部署です。)
北沢の案内で、衆議院議員宿舎近くにある日枝神社に向かう一行。
裏手にある森の中をしばらく進むと、ボタンのついた木を見つける。
GMそれを、ぷちっと押すとエレベーターが出てきます。
鳴神「国霊、すっげーな、かっこいいじゃん!!」
GMで、エレベータが開いて、国霊のカードを通すと、ドアが開きます。受付の人が「あ、北沢さんですね……お待ちしておりました。」って、パソコンに向かって。会議室に通されて、4人会うわけです。
北沢「ごぶさたしております。以前は、どうも……。」
安西「この件に関して、こっちのまとめ役みたいなもんだが、よろしくな」って。
鳴神「よろしく、よろしく」
慈海「……1つ、重要なことをお聞きしたいのですが。」
安西「なんだい?」
慈海「この場所はいったい、誰の趣味でつくったんですか?」
一同(笑)
安西「……新宿の方は、まともなんだけどな……」って。(笑)
鳴神「慈海兄ちゃん、これに何か不満でもあるの?」
慈海「いや、少し前に読んだ小説に、これと似たような構造があってな」(苦笑)
鳴神「ふぅ〜ん」
慈海「地下生徒会本部という変な物があって……。」(←今日はシステムが違う!!)
ここで、キャラクターの特徴が交換される。
(GM:みんなすごいよ。経験値多いからさ、見てよ〜とシートを回す。)
安西(北沢に)とりあえず、撃ってもらうぜってことで(笑)
一同(笑)
安西三陵って、陰陽道使えるのは、オープンにしてるんだっけ、国霊では。
GMおわーー。でも、わかんないけど、安西さんは知ってるでしょう。
陰陽道を使うこと自体は、国霊で秘密にすることではないが、三陵自身が陰陽道を使わないため、知らない人が多いのだ。
慈海「三陵、さんって……。」
GM(笑いながら)三陵は、月山課長の秘蔵っ子。課長も同じ月読使いで。
慈海「そんな人物の秘蔵っ子だなんて」(笑)
鳴神「じゃ、すごい人なんだね、きっと。」
安西「まぁ、ある意味すごいけどな」(笑)
話を元に戻して、三陵が鬼に出会った事件を話す安西。
その話を受けて、病院に行って被害者の確認をしたいと言う名古屋メンバー。
病院の場所を説明し、病室には三陵がいるから合流するようにと話す。
安西自身は、ずっと気になっている刈野のところに向かう。