〜るんたった♪ 九州日記〜

この旅の目的は、3つ。
いでこ♪にあうこと、佐賀を観光すること、グラバー園を見に行くこと。
さて、さて、たったこれだけの旅がどうなるのか・・・・。

目次
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その14:一人、電車の中で。

  大浦で降りるということでおばあちゃんは立って歩いて行かれました。

  また窓の外を眺め、ぼーっとしていると視界の片隅に手を振る笑顔が見えます。

  そう、お婆ちゃん。

  降りて駅のホームでわたしのいるところまでわざわざ、歩いて(出口とは逆なのに)待っていて下さったのです!!

  「おばあちゃーーん!!」

  両手を振って、笑顔に応えましたが、そのまま列車は発車していきます。

  一期一会。

  本来は茶道での家元の心がけた言葉。
  でも、今のわたしにはまさしく、その通り、ただ一度しか会うことのない人とお会いし、お話しして...何かを学び取れたら、と思います。

  そんなことを考えながら1時間。
  19:30ゴロ、長崎駅に着きました。....ホテルってどこ??
  え? 大浦!? ....分からん...こう言うときは!!

  「すみませ〜ん」

  タクシーに乗る(笑)。5分くらいでお宿に着きました。
  どうやら、お婆ちゃんが降りた駅とは違ったらしい...(ほっ)

その13:お婆ちゃんに出逢って。

  ぼーっとしながら、窓の外を眺めていると

  「すみません。ここいいですか?」

  という、お婆さまの声がします。
  もちろん誰が来るわけでもありませんから、

  「はい、どうぞ。」

  ここで会ったのも何かの縁。と思って、

  「どちらまでですか??」

  と声をかけたところから異色の組み合わせ(?)の会話が始まりました。

  最愛のお爺ちゃんを8ヶ月前に亡くして、ストレス発散に行った帰りだったそうです。

  「温泉行ってこようかな〜と思って、用意までみぃ〜んな持ってきたんだけど、止めて帰ってきたの。」
  「温泉行って、お肌つるつるにならないと。」
  「こんなしわしわな顔してるから駄目だわー」
  「そんなことないですよぅ。」
  「だめだめだめだめ。お婆ちゃん、あんまりにもしわしわだから、顔にアイロンかけようかと思って、近くまで持ってきたんだけど熱そうだからやめたの。」

  それは、かけちゃいかんよ、お婆ちゃん!!

  色々なお話を伺う中、さらりと、被爆なさったことを話して下さいましたが、その顔に刻まれたしわと、小さな、だけど真摯な瞳から、深刻さと、その時の苦労を、読みとることは容易でした。
  その苦労がどんなものかは実際には分かりません。しかし、

  「おじいちゃんはね、花マル♪」

  と語る、お婆ちゃんは生きることの本当の意味を知っているように思えました。

その12:いよいよお別れ...

  佐世保まで、かなり距離があります。
  「右往左往」しながら、...たぶん、この道でいいと思うけど...とおっしゃる、お母様の声を聞きつつ、車に乗っていきました。

  「あの車に着いていけば大丈夫。」

  という声に、前を見ると長崎市の車−−いわゆる、公用車ってやつですね−−が、前を走っていました(笑)。

  そのおかげか、無事に佐世保に辿り着き、チャンポンをごちそうになって(おいしかったです! ごちそうさまでした。)駅前で記念撮影。

  この写真が、この旅行で唯一のいでこ♪と撮った写真となりました。
  ...もうちょっと、撮っておけば良かったなぁ〜♪

  今度こそ、もう、お別れです...もう少し、もう少しだけ、...と思う気持ちを振り切って、17:38発長崎行きの快速に乗りました。
  今度はいつか、いでこ♪が名古屋に来てね、という約束をして...あくまでもいつかですけど。

その11:のほほ〜ん♪

  またまた、車中の人となり、平戸城へ、れっつごーー♪
  見晴らしもよく、景色もよくGOODでした。

  ...よくありがちな観光記念コイン販売機の音楽には、笑いを堪えることができませんでしたけど。

  いや、ね。

  ゆっくり見て回っていると、何とも言えない「のほほ〜ん」とした音楽が流れて来るんですよ。
  どこからともなく。

  展望台となっている一番上の階まで行かないと、その音楽だっていうことが分からないんですよね。


  さて、時間はあっという間に流れ去り、いよいよ、佐賀ともお別れの時間がやってきました。

  そう。いでこ♪ともお別れです。

  もっともっと、時間があったら良かったんだけど...と、思いつつ、お別れを言おうとすると
  「佐世保まで、乗せていってあげるわね」

  (@@;;

  ここから、かなり距離があります。
  申し訳ないと思いつつも、「ありがとうございます!!」と口をついて出てしまいました。

  これで、お別れが少し先になる...ただ、それだけだったんですけれどね。

その10:蔵の中には...

  1時間半ほどが過ぎ、河童の酒蔵に着きました。
  ここには河童のミイラがあるという・・・

  しかし!

  河童のミイラよりも双六!!

  ん? 「馬が降りない」とかいう双六ですよ。そう、平安時代のやつ!!

  国文学科なんだけど、本物を見るのは実は初めて。

  とっても貴重な体験をしました♪

  ところで、どぶろくと甘酒、おいしかった??>いでこ♪

その9:べるな、現る!?

  朝ご飯を頂き一路、平戸へ。

  車中、いでこ♪のお母様も交えて蒼明の施設の話をして下さいました。すると・・・

  「・・・・私、電波障害が・・・」

  電波!!

  べるべるっちにダブって見えたのは私だけかと思いきや。

  「あいちゃん、電波って・・・・」

  いでこ♪もだったみたい。(笑)

その8:カイちゃんと一緒♪

  目が覚めたら、朝8時。
  まだまだ余裕だぁ〜、と寝て、ごろごろ〜としてたら起きる時間の10:00をすこしすぎてました。

  慌てて飛び起きて、ベットを直して、ドアを開けたら・・・・

  おおっ!! 駆け上ってくるカイちゃん!!(註)

  飛びつかれてしばし動きが取れませんでした(笑)

  (註 カイちゃんとは。
     カイちゃんというのは、いでこ♪のお家で飼ってる犬です。
     正式名称は・・・・長くて忘れた(笑) 〜〜カイバンクル・カミツキスキーだったような気がする・・・・)

その7:でんじゃーな夜

  そうこうしているうちに、午前二時を回りました。
  もう、雑多な話へと・・・・。

  え?? 蒼明はどうした?? って?? 

  それは、・・・・・・・・・・二人の心の中に(笑)♪

  う〜ん。もう後50時間くらい必要だったかな??

その6:でんじゃーな夜

 すき焼きをごちそうになって、(ほっぺたおちそ〜)いよいよ、10:00〜はいでこ♪とおしゃべり。
 午前2:30まで続いたんですけど(笑)。

 話に入る前に、メンバーからのお土産と、由美ちゃんが書いた小説を。
 (由美が書いた小説は、いでこ♪から許可を頂きましたので、しばらくしたらアップします。)

  メンバーからのお土産は、「声のプレゼント」通称DANGERテープ!!

 もう、聞いた瞬間大爆笑のいでこ♪。

  よかったね、みんな。恥ずかしい思いをした甲斐はあったね。

  なにせ、保存版とまで言われてしまったもの・・・。爪は折ってあるらしいよ(笑)

その5:かるちゃぁしょっく

 スーパーに買いだし♪ 買いだし♪
 @@

 ほとんど、話が上の空の私。
 や、やすい・・・・。

  豆腐2丁で100円以下ぁっ?!

 もう、くらくら・・・・。

  極めつけ!!

 産地が近いとはいえ。

  いちご1パックで190円だとぉぉぉぉ?!

  梨、6個入り、290円だとぉぉぉぉ?!

  な、名古屋って物価、高かったのねぇ・・・・しばし、放心状態でした。

その4:・・・・時の経つのは早いもの

 蕎麦を食べ終わって、いでこ♪にメンバーからお土産があることを告げます。
 なんか、すっごい楽しみにされてる。(笑)あんなんなのにねぇ、由美ちゃん。どうする? 喫茶店で2時間ちょっとのものだよ(笑)。

 車で一気に山を駆け下り、梅の見所高伝寺へ。
 化け猫騒動についていでこ♪に聞きながら、くるりとめぐります。

  「ここから先、敷石以外踏んではいけない

 何ていう立て札があって何故??と思ったけど、それがどうも参拝の礼儀のようです。

  くるりと見て、次は多久聖廟。またまた山道を登ります。・・・・一体どこへ行くのやら、全く分からない私。

 遠くまで来たでしょう? とのお母様の言葉に、そうなんですか?? と間の抜けた答えしか返せませんでした(笑)。

  孔子様のお姿を拝見したら、なんと17:00!

  時の経つのは早いものです。この後は、お夕飯の買い出しへと向かいます。

その3:山道は続くよ、どこまでも・・・・

 どうやら「吉野が里遺跡入口」というバス停は2つあったらしい・・・・ひぃ〜っ。知らなかったんですぅ。
 いでこ♪のお母様の運転で、吉野が里遺跡へ、れっつ、ごー♪
 広い、広い、広いっっ!!
 平成12年に滞在型の公園になるというだけあって、めちゃめちゃ広い!
 見て回るだけでも、もうすごい時間がっっ!

 見て回るうちに、14:00を過ぎ、遅めのお昼を食べることと相成りました。
 おそばを食べに連れていって頂いたのですが・・・

 何と定休日!!

 次のお店へと向かい山道を登りましたが、・・・・

 また、定休日!!

 さらに、進みます。

 またまた、定休日!!

 ♪ 山道は続くよ、どこまでも〜
 

 結局、山を結構登って(笑)おそば屋さんでお昼にありついたのは、15:00ごろのことでした。

その2:え? うっ、ほっ・・・・

何とか到着。飛行機は恐いものだ、とひたすらにおもいつつ、高速バスに乗る。
 あと1時間もすれば、いでこ♪の待つ、佐賀にたどり着く。
 えっ!! カルチャーショック!!

 ファミレスのランチが¥480!!
 その時車内では、運転手さんの無線が高速の渋滞を告げた・・・・(汗)

 定刻より10分遅れで、吉野ヶ里遺跡入り口到着。
 え? バス停がない・・・・。ふむふむ。片側にしかないのか・・・・。
 って、待て。
 どこにも、誰もいないっっ??
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 え、え、えぇーーーっ!!

 どうしよう、どうしよう・・・・いったい、どうすればいいの??
 ちょっと遅くなったから、いでこ♪は、さがしに行っちゃったのかな・・・・
 ど、ど、どーしよーー。
 わめいても慌てふためいても、どうにもしようがないのでそのままそこにいることにしました。

 数分後・・・・

 向こうのほうから、歩いてくる人影が! 
 あれは、たぶんいでこ♪ きっといでこ♪ まさしくいでこ♪
 ・・・・でも、意表を突いてバスに乗る人だったら、どうしよう??
 あたふたあたふた・・・・・

 「あいさんですか?」

 うわぁ〜い、いでこ♪だぁ!!

その1:雨、雨、乱気流

2月25日

 午前7:00。
 予定通りに起きる。・・・・雨だ!! ってことは、渋滞?!
 予想通りそいつは起こっていた。予定していたバスより、1本遅いものに乗る。

 焦る私の心配をよそに、フライトの1時間前に空港着。
 さすがに、市外へ抜ける方はさほど混んでいない。

 搭乗手続きを済ませ、いざ待合室へ。
 飛行機に乗るのも初めてなら、空港に行くのも初めて。
 『飛行機って大きいね』と、ごく当たり前の感想を抱いておりましたとさ。


 衣を一枚、一枚はぐように、下が見えてくる。

 綿あめからぬけ、また綿に入る。綿の間から一瞬見えた景色――山? 白い家? ・・・・ほんの一瞬でまた、綿に包まれる。 エンジン音が大きくなる。着陸間近だ。

 雲は私達を包み、一瞬にしてほどけていく。
 見えた! 海だ!
 山のように見えた海、白く波立つ水面。・・・・一本の糸が見える。橋だ。
 可愛いミニチュアが目の前を通り過ぎる。

 ちょ、ちょっと待って!!

 よくよく考えたら、福岡空港って、海からそのまま着陸するはずでしょ? 何でこんなに旋回してるのよ!!

その0(笑):外は雨、中は嵐(爆)

2月24日 雨

 午後9:00。
 「終わらねぇーーっ!!
 昨日、由美が叫んだ言葉を、今日は私が叫ぶ。

 シートを創るのも楽じゃない。何せ、ほとんどできあがっていないのだから・・・・。

 午後10:30

 コピーを取りにコンビニに走り家に帰る。
 何とか作業を終え立ち上がろうとしたら・・・・。

 「痛っっっ!!

 耳と頭に激痛が走る。
 ・・・・原因は肩の凝りすぎ。私には間々あること。
 こういう時は湿布を貼っておとなしく寝るのみ。
 おやすみなさいぃ・・・・ぐぅぅぅ。

その−0.1(笑):七転び八起き、でもやっぱり七転八倒

2月23日 曇り

 午後7:30。
 「うぉーー! おわんねぇーーーっっ!!
 本来、あり得るはずのない声が、する。

 「先ぱぁ〜ぃ・・・・。」
 「あと30分だ。」
 「はい・・・・っ・・・・(汗&泣)」

 蒼明学園オリジナルTRPGシステム改訂版緊急発動。
 改訂版もまだできあがらないでは、九州でオリジナルシステムを待っているいでこ♪に釈明のしようがない。

 「・・・・できましたっ♪」

 嬉々とした由美の声を聞きつつ、時計を見やると・・・・時じゃねぇ〜かっ!!
 待ってくれよ、これから私がこれを元にやらなくてはいけないキャラクター作成が・・・・。
 「先輩! コピー取って置いて下さいね。
 ・・・・ったく、どこまで手間かけさせるんだよっ!
 はぁ〜ぁ。

 とりあえず、お土産は出来たっと。
 ま、何とか・・・・ならないよなぁ・・・・。

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