真樹 麗子 （まき れいこ）／御柱
「大社堂」のリーダーで、いつも微笑みを絶やさない超美人。その美貌でお店のお客を虜にしているが、本人にはその意識がない。長い付き合いの瀬川との関係は、……！？
《人間時容姿》
・20代後半の淑やかな超美人。常に微笑みを浮かべている。
・ゆるくウェーブのかかった黒髪と緑がかった瞳を持つ。
《妖怪時容姿》
・木でできた裸の女性。緑色の髪と瞳、木製の肌は褐色。
・本体は神秘的な雰囲気を放つ巨木。
《背景／設定》
・諏訪地方に知られる「御柱祭」でつかわれる神木が妖怪化した。
・過去に、人間の娘、賀茂潤葉の魂と融合し、現在の人格となる。
瀬川 圭二郎 （せがわ けいじろう）／かわうそ
「大社堂」の司令塔的存在だが、本人はこの名を嫌がっているとか……。古くから大社堂に参加しており、メンバーから頼りにされている。探偵という職業柄、女性に声をかけることも多く、困った女性が麗子あてに電話をかけるとか……。
《人間時容姿》
・３０代後半の中年男性。眠そうな目に無精髭。口元には皮肉めいた笑みを浮かべている。
・背広をわざと着崩すが、だらしなさはかんじさせない。
《妖怪時容姿》
・人間ほどの大きさの川獺（かわうそ）。毛並みは光沢のある褐色。
・人間が想像した存在のため擬人化されている。
《背景／設定》
・人を化かすとされた川獺の変化。
・故郷を救う旅に出たが毘沙門天の酒を飲んだ罪から諏訪へ逃亡。
・真樹麗子の助力でネットに参入。以後、司令塔として活躍。
野牟田 広 （のむた ひろし）／壺の付喪神
古参メンバーの一人。感知系の妖術に長けており、頼られることも多い。 のんきなためか、［来歴感知］の際、必ず100年前から見ようとして怒られる。 骨董品屋「壺中天」で、今は、地浦純といい感じでやっている様子。
《人間時容姿》
・やや太り気味で、のんびりとした雰囲気の青年。笑うと線だけになってしまう顔が特徴。
・常に屋号のはいった半纏を着ている。
《妖怪時容姿》
・高さ１ｍはある美しい壺。表面に怒りの表情を浮かべた顔が出現する。
・手足はないが、移動可能。
《背景／設定》
・人間たちの欲望が壺に宿り、誕生。
・麗子たちに救われ、ネットへ参入。以後はメンバーを後方から支援している。
・現在、吸精妃と人間のハーフ・地浦純と暮らす。
日羽 茜 （ひわ あかね）／赤鴉
天体カメラマンで、スタイル抜群の美女。その上、戦闘時は妖術「烈火弾」を使って大活躍。実際のセッションでの「烈火弾」のような発言もまた魅力。
恋人・上総稜（かずさ・りょう）との関わりは今後の注目の一つ。
《人間時容姿》
・気の強そうな顔立ちの美女。髪型はショートカット。
・スタイル抜群の身体を惜しげもなくさらした衣服が好み。貴金属類も身につけることが多い。
《妖怪時容姿》
・ほのおに包まれた３本脚の鴉。大きさは人間並み。
・その優美な姿は人々に畏怖の念を抱かせる。
《背景／設定》
・太陽に棲むという伝説から生まれる。
・一族の隠れ里を飛び出し、人間の青年・上総陵との出逢いを果たす。
・彼との別れを経て大社堂へ加わり、前線で活躍。現在、妖怪となった陵と熱愛中。
紫苑寺 舞花 （しおんじ まいか）／般若の面の付喪神
大学３年生で演劇部所属。良家のお嬢様で、淑やかで清楚な美女。戦いに天賦の才能を持ち、戦闘時は前線で活躍する。
本体の面を「鬼女・紅葉」に支配された過去を持つが、同じく演劇部の穂群甲斐（ほむら・かい）によって助けられ、「幸せな」大学生活を送っている。
《人間時容姿》
・浮き世離れした雰囲気の女性。腰まである美しい黒髪とそれに映える白い肌が特徴的。
・清楚な身なりを好む。
《妖怪時容姿》
・白装束を纏い、般若の面をつけた女性。
・手には呉葉と名付けられた薙刀を持ち、全身から鬼気を発している。
《背景／設定》
・いわくつきの般若の面に「龍」の力が宿る。
・太平洋戦争後、鬼女・紅葉に支配され、麗子たちによって倒される。復活後、大社堂へ参入。
クロ （くろ）／鬼犬
飼い主阿部拓矢からもらった赤い首輪を必ずしている。戦闘は、接近戦ならネットワーク内で最強。真面目に行動しているのに、それがギャグになってしまうちょっとかわいそうな面も……。
《人間(犬)時容姿》
・狼のような風貌をした黒い中型の和犬。
・阿部拓矢からもらった赤い首輪を常に付けている。
《妖怪時容姿》
・動物変身時より、一回り大きく、額に角を生やした姿。
・全身からすさまじい鬼気を放つ。
《背景／設定》
・野犬に対する人々の恐怖から生まれる。
・東京から諏訪へ逃亡し、阿部拓矢と出会う。彼の優しさに触れて改心し、ネットへ参入。
壬生 風斗 （みぶ かざと）／天狗と人間のハーフ
優しげな感じの漂う高校３年生。でも、彼の周りには不幸の影が……。戦闘は、好きではない様子。妖怪になっても顔だけは変わらない。幼なじみの由美ちゃんとの関係はどうなるのか、先行きが少し心配。
《人間時容姿》
・優しげな顔立ちの高校生。髪は薄茶色のくせっ毛。
・服装には無頓着だが、生真面目さゆえかラフな格好はあまりしない。
《妖怪時容姿》
・茶色の翼を持つ天狗。ただし顔は変化しない。
・山伏装束、一本足の高下駄、羽団扇を身に着けている。
《背景／設定》
・鞍馬山の天狗である父と"力"を操る剣の巫女である亡き母との間に生まれた混血児。
・幼なじみの榊由美とは不思議な運命で結ばれている（？）
綱守 薫 （つなもり かおる）／飯綱
瀬川探偵事務所に住み込みで、掃除洗濯など家事全般をこなす。「龍」絡みの事件がきっかけで、戸隠から大社堂へ参入。妖術［困惑］を使って相手の動きを封じた上での攻撃が強み。
《人間時容姿》
・活発そうな雰囲気の少年。大きな瞳は悪戯めいた光に溢れているが、時折大人びた物を感じさせる。
・服装はとにかく動きやすい物を好む。
《妖怪時容姿》
・白い毛並みを持つイタチ。やや細身ながら、体は大きく妖気を放っている。
・ややアンバランスな程長い尻尾と大きな耳が特徴的。
《背景／設定》
・イタコの使い魔として誕生。主である「お霊」に従い、恐山から戸隠へ。
・彼女の死後は九頭竜の部下として活躍。「龍」絡みの事件から大社堂へ参入することに。
古澄 渚 （こずみ なぎさ）／諏訪湖媛（すわこひめ）
今は、喫茶店でウェイトレスとして働くが、正体は、人間の諏訪湖への想いから生まれた妖怪。敵として出てきたが、メンバーの説得に応じて大社堂の一員として、メンバーを回復しながら、人間が行う諏訪湖の美化活動を見守っている。
《人間時容姿》
・可愛らしい雰囲気の女性。髪を三つ編みで一本にまとめる他は化粧っけがない。
・お気に入りの服装は喫茶店の制服であるエプロン（...）。
《妖怪時容姿》
・水または氷でできた美しい女性。
・右腕は鋭い刃となっている。
《背景／設定》
・かつての美しい諏訪湖への憧れと、現在の汚れた諏訪湖への嫌悪という相反する人の想いが「龍」の力と作用し、生まれる。
・その矛盾に苦しみながら、明るくメンバーをバックアップする。
榊 由美 （さかき ゆみ）／贄の巫女
風斗の幼なじみで、同級生。芯が強いが、心根は優しい女の子。周囲は二人を温かくほほえましく見守っているが、風斗が彼女の想いに気づくのはいつの事だろうか……。
《容姿》
・ポニーテールがトレードマークの大学生。
《背景／設定》
・壬生風斗の幼なじみ。18歳。
葉沢 詩織 （はざわ しおり）
空似の宿主。風斗に想いを寄せているようだが、なかなか……。
《容姿》
・コンタクトをしている。
《背景／設定》
・風斗と由美と同じクラス。
・目立たない内気な少女だったが、事件を経て少し成長した。
葉沢 愛良 （はざわ あいら）／空似（そらに）
記念すべき「大社堂」の初セッションでの敵キャラ（笑）。何と第３部では、とっくに復活……！？
《容姿》
・優しい雰囲気を持つ３０代後半の女性。
・葉沢詩織の想いによるものなのか、亡き母・美津子の面影を強く受け継ぐ。
《妖怪時容姿》
・血のように赤い霧。実体はあるので物を持つことができる。（逆に相手の干渉も受ける）
・感覚器官にも支障はない。
《背景／設定》
・母・美津子を事故で失った葉沢詩織の悲しみから生まれる。
・誕生してすぐに大社堂の妖怪たちに倒されたが、その後自我と人の姿を得て復活。
・今では改心し、葉沢詩織を守っている。
壬生 荒志 （みぶ あらし）／大天狗
風斗の父親。鞍馬山の天狗だけに、旅に出るのが大好き。実は壬生家では風斗の母の尻に敷かれていた……。
《容姿》
・性格は豪放磊落。
《背景／設定》
・鞍馬山の天狗だが、トラブルを起こして今は鞍馬山から指名手配中。
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