(蒼明中央公園ブックカフェ受付 15:45:19)
店員いらっしゃいませ〜
愛美(無言で手を挙げる)
店員あ、愛美さん。いらっしゃいませ!
あい♪(きょろきょろ)雰囲気のいいお店ね……
愛美二人で。奥を。
店員承知いたしました。店長を呼んでまいります。「店長〜、江島委員長がいらっしゃってます」
店長お久しぶりですね。愛美さん、そちらは……?
あい♪あい♪と申します。(深々と礼)
店長あい♪さん、初めてお目にかかります。(胸に手を当てて礼)
あい♪あの、店長さんは、私をご存じなのですか?
店長もちろんですよ。リプレイ、楽しく拝見しております。
あい♪ありがとうございます♪
愛美奥、いいかしら。いつも通り、退店までは誰も入ってこないように手配をお願い。
店長承知いたしました。ご案内いたします。
(同 2階 貴重書閲覧室 15:45:19)
店長こちらです。
あい♪(個室なんだ……)
愛美マスター、いつも通りに。
店長承知致しました。(ぱちっ スイッチを押す)ごゆっくりお過ごしください。(扉が閉まる音)
愛美ありがとう。
あい♪(窓から店長を見送りながら)ダンディな方ね。
愛美非公式にファンクラブができてるらしいわ。
あい♪……学園都市の皆様は、素敵な人を見逃さないわね(笑)さて、と……(空中に向けて)"ノア"
ノアこの声はあい♪さんですね。その節は大変失礼いたしました。
あい♪? あ、愛美のプライベートスペースに閉じ込められた時のことね。気にしないで。愛美が指示したわけだし。
愛美(肩をすくめて紅茶を淹れる)
あい♪で、"ノア"。お願いがあるの。この先、会話は文字起こし機能へそのまま流して録音データは一切残さないで。
ノア承知いたしました。
あい♪次に、文字起こしをしたらドキュメントはすぐ私に送って頂戴。送信の翌日にはマスターデータを破棄。
愛美複製は一切保存禁止ってこと?
あい♪えぇ。今後の展開に関わるからね。で、私がチェックした後愛美へ送る。そこから公開までは関係者外秘で。
ノア承知いたしました。
愛美(だから、ここを指定したのね……)
(同室 15:45:19)
愛美あい♪さん、ローズヒップ、どうぞ。
あい♪ありがとう。さすがはブックカフェ。
愛美いつも通りでお願いしたから、もう1つはレモングラスね。保温ポットもあるからこちらはまた後で。
あい♪了解。じゃ、そろそろ始めましょうかね。まずはおさらい(と言ってノートを取り出す)
以下、3点を他のプレイヤーに知らせること。
1:愛美が能力外の<魔宝>を使えること。
2:愛美のパパが<魔宝>に関係していること。
・<魔宝>を感覚的に理解している。
・<魔宝>に対する考え方が独特。
3:<魔術師>と愛美のパパが知り合いであること。
↓
愛美のパパと<魔宝>の密接な関わりを暗示。
愛美最後の暗示する部分は、上の3つを伝えればOK。
あい♪ということで、3点を他のプレイヤーの皆さんにどう伝えたのか説明するわね。
(同室 15:45:19)
愛美まずは、1点目から。
あい♪「愛美が自身にない能力の<魔宝>を手にすること」をプレイヤーのみんなに伝える。
愛美つまり、私が直接攻撃系の<女帝>を扱うってことね。
あい♪そうね。ということで、<魔宝>を受け取る場面を一緒に振り返りましょう♪
愛美振り返る(苦笑)
あい♪では、愛美。[元老]で磔になって<魔術師>と話してた時、何を考えてた?
愛美端的に言うと、困ってた。
あい♪困ってた?
愛美[アンチ・サイ]や[困惑]じゃ皆を助けられないし、雪華とも連携できなかったから、自分の能力がこの場面ではまったく役に立たない、と困ってた。だから……
あい♪だから?
愛美<魔宝>を願っても意味がないと思ってた。
あい♪そうね。自分の能力を伸ばす<魔宝>を手にしたとしてもこの状況を変えることができないので<魔術師>にそのまま伝えました。
愛美「今持っている能力では、この状況を変えられない」
あい♪そうそれ。でも、[元老]で愛美が<魔宝>をもらうのはプレイヤー内での決定事項。ということは……
愛美能力外の<魔宝>を扱う宣言となるってことね。
あい♪ご名答。まぁ、あのタイミングで<魔術師>に<奇跡>を願っても良かったんだけどね(笑)
愛美それじゃ、お話が(笑)
(同室 16:02:11)
あい♪愛美、紅茶、お代わり淹れてくれない?
愛美え? いつもより早くない?
あい♪先に進めば進むほど簡単には進まない話だからね。この時点でいったん休憩して気分転換したい。
愛美えー。
あい♪出張帰りそのまま来たんだし、ちょっとくらいゆっくりさせてよ…。
愛美仕方ないわね……。休憩にしますか。
あい♪ありがと!
Today's BGM 駆け抜ける風のように (ZABADAK)
© 1997 Member of Taisyado.