キャラクター紹介 倉橋委員長
べるな「いやですわ、べるのおねいさまったら。うふふふ。」 べるの「あら、なにかしら。べるなちゃんたら。おほほほ。」←地。
(べるの・べるな、「美人姉妹ごっこ(美人姉妹のように、気高く振る舞う遊び)」中。)
べるの「そういえばべるなちゃん、愛美ちゃんからご依頼のあった『自己紹介』、もうお出ししたの?」 べるな「……じ…じこ……。あら、いやですわおねいさまったら。べるな、事故も障害も起こしてませんですわ!」 べるの「そうではなくて、自・己・紹・介!……その様子では、まだおやりになっていらっしゃらないようですね。(ため息)」 べるな「うっわー!! じ・コ・しょーかーいっ! 忘れてましたですぅ! べるな、どうしたらいですかぁっ! ……ハッ、コックリさんですぅ! コックリさんならなんとかしてくれるか……」
 ガツッ。(←べるのに何かで殴られる。)
べるの「べるなちゃん、愛美ちゃんに『コックリさん』は禁句ですわ。」 べるな「え? どうして?」 べるの「うふふふふふふー(←何かを知っているらしい)。」 べるな「なぁんていってる場合じゃないですぅ!」 べるの「そうよ、べるなちゃん。さあ、あなたがすべきことを今すぐに行うのです! 性急に行うのです! すべては○×◎※(聞き取り不可能)様のご意志のままに!」 べるな「あ、べるの、何かが乗り移っちゃったようですぅー! うー、どうしよー。提出、明日ですぅー。」 べるの「(戻った)……べるなちゃん、私(わたくし、と読む)もお手伝いして差し上げますから、がんばりましょう! さあ、元気を出して。あの双子座のように、私達、たとえ50万年後には離れ離れになったとしても、今は一緒なのだから!」 べるな「ありがとーうー! べるの! じゃ、いっくよぉーっ!!」
カチッ。(録音中。寮のべるなの部屋にて。)

べるなの名前は、倉橋べるな。
(そして、私は倉橋べるの。)

12月24日生まれの高校2年生です。
(そして、私も高校2年。)

クリスマスのジングルベルのベルって、2つくっついてるでしょ?
べるな、おねいちゃんのべるのと双子で生まれたので、パパとママが「二人がこのベルのようにお互いに響きあって、よりキレイな音を出していくことができますように」って、付けてくれたんでぃっス。
だから、おねいちゃんが「べる」の、で、べるなが「べる」な、なのでぃーっス。
(そして私が、姉のべるの。)

もう! べるのぉー! お手伝いしてくれるのならこっち来てしゃべってよぅ!
べるの「うふふふ。でも、これはべるなちゃんのお仕事じゃないの?」 べるな「そうだけどさぁ。」 べるの「それじゃ、とっておきのお話をひとつ。私達のお父様のことなのですけど……。」 べるな「なに?」 べるの「……グラハム・ベルが大好きなのよ。」 べるな「……で、それが……何?」 べるの「お気づきにならない? 私達の名前。
くらはべるの、くらはべるな』なのよ。」
べるな「……!! もしかして、べるなたちの名前ってパパのただのシュミ!?」 べるの「すべての謎を残したまま私はさようなら。」 べるな「あーーー。まって、べるの! それ、ほんとなの……? ……って、いっちゃった。もーぅ。」
で、今のがべるなのおねいちゃんのべるのでした。
閑話休題。べるなのこと、お話ししちゃうね。

べるなは、5人家族の次女なんです。おでことおなかのちょっとでっぱった、優しい電気屋さんのパパ、時々ものすごい料理をつくっちゃう物知りなママ、さっきのべるのおねいちゃんに、べるな、そいでもって、小学2年生の弟の奏(そう)くん、の5人です。

そして、ご近所にはマチノさん(年齢不詳)が住んでます。マチノさんは一人暮らしのおばあちゃんなんだけど、パパよりも電気に詳しくて、べるなの「力」の使い方や種類についてもよく知ってるんだ。

べるな達に宇宙人のことや、電波のことをたくさん教えてくれたのも、マチノさんです。(←諸悪の根源(笑))

宇宙人と言えば、UFO!
べるな、UFO 大好きです♪ べるなとしては、やっぱり、アダムスキー型が好きです♪ 理由は、何と言っても、誰が見ても、『あ、UFOだ!』と言わせしめるそのフォルム! アンテナついてても雰囲気損ねないしね。
巷にあふれる怪UFO情報に負けないような科学的データを携えて、UFO界にデビューするのが、べるなとべるのと、そして、マチノさんの夢なのでぃっス。
そのためにも電気や電波に強くなるべく、べるなはアマチュア無線部に所属していまス。
(でも、私は手芸部です。それは、未来の宇宙服を作るため。)

あ、べるの、おかえりーー。それで、あとは、べるなは会計監査委員会のいいんちょをやってまス。
蒼明学園てば、行事の多い学校だから、予算案も結構多いです。それに目を通して、ハンコ押すのがお仕事ですねぇ。書類の不備は認めませーん! 
(素敵ですわ。パチパチパチ。)

うーーんと、あとはーーー……。

『コンコンコン』

あれ? 誰か来ちゃった。

ひょこっ。

「べるなおねいちゃーん・・・・あ、べるのおねいちゃんもいるぅ」
「あ、奏くんだ。どしたの?」

「うん。ぼく、お友達からチョコレートをたくさんもらっちゃったんだ! だから、べるなおねいちゃん、チョコレート大好きだから、だから、ぼく、だから、持ってきたんだ!」
キャーー♪ 奏くん、ありがとう♪ べるな、チョコ、大好きです!
(私も嫌いではありませんわ。)

えーっと。今来たのが、弟の奏くんです。姉思いの優しいコです。
……って、奏くん。このチョコ……ハート型……。
「何だかよく分からないんだけど、クラスの女の子達とか、知らないお姉さん達とかが、チョコレートたくさんくれたの。どうしてかなぁ。知らないお姉さん達には、『知らない方からはいただきものをしてはいけない、と先生もおっしゃってますから』って、言ったんだけど、『こーいうとこがいーのー!』って、僕にチョコレートを渡してどっか行っちゃったの。それから、担任の先生とか、そうじゃない先生とかもくれたんだ。あ、これ内緒にしておくお約束したのに、ぼく、言っちゃった……。べるのおねいちゃん、べるなおねいちゃん、ぼく、悪い子? 悪い子になっちゃった?」 べるの「うふふふふ。奏くんたら、バレンタインデーをご存じなかったようですわねぇ。」 べるな「あはははーーー。奏くん、それは困っちゃったですわねーーぇ。」 べるの「ここで、またもや、私の一口雑学コーナー。べるなちゃん、私達のお母様の旧姓はご存じ?」 べるな「それくらい、べるなだって知ってるよ! “本田”でしょ?」 べるの「そして、私は『べるの』、知り合いのおばあさまは『マチノ』さん、弟は『(前)奏』くん、……」 べるな「??? ……まさか! ママって、もしかして!!」 べるの「すべての謎を残しつつ・・・・ほら、べるなちゃん、奏くん、お迎えがいらしたようですわ。」 べるな「何! この光は!?」 「おねいちゃんたちーーー! まぶしいよー!!」

ザーーーーーーーーーーーーーーー
(ノイズにより聞き取り不可能)

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