5.
さて、場面は変わって聖戦士と戦闘中のメンバー。
ゆかりとするといきなり現れるわけかな?
GMそのあたりのタイミングは、計っていただくとして。
一同(笑)
愛美じゃ、私たちは、今からどこへでも現れられると思っていいわけ?
GMまぁ、素敵なタイミングを計ってください。
鬼堂じゃ、それなりの演出をしてください。
GMどうしようかなぁ……。
今の戦闘体制を確認する二人。
愛美どこに出たい?
GMいきなり前に出るのはやめてね。その場合、叶くん、踏むことになるから。
一同(笑)
佑苑あぁぁぁぁぁ、ぐしゃっ。
鬼堂踏んづけちまった(笑)
GM/聖戦士「次は、君か。それとも、君か。」
宗祇それには何も答えず、踏んでるのを離そうとしてトンファーを振るう。
GMそれは自動的に成功するね。パッと後ろに下がりました。そして、ちゃきっと構えますね。
《第5ターン》
イニシアティブを取ったのは、GM。
聖戦士は、落としていた太刀をひゅーっと戻す。
宗祇は[腕関節]を決めようと…
宗祇「…まわった!」
佑苑うおぅ。
クリティカルである。
ゆかりは[大治癒]を生命点を2点使って叶にかける。
ゆかりもう完全にうち止めです〜。
《第6ターン》
今回のイニシアティブはまたもやGM。
“聖戦士”は[腕関節]から脱出するために宗祇の腕を太刀で斬りつける。
避けると腕関節が外れてしまうので宗祇は避けない。
ゆかり回復できないってさっきから言ってるのにぃ〜!
GM(ころころ)……、ねぇ、無傷? 今。
宗祇うん。
一同(やばーー)
GMそれならだいじょうぶかなぁ……切りの10点。
鬼堂なにぃーーーーーーー!!
宗祇15点でどこが大丈夫なんだ!!!
佑苑誰が耐えれるんじゃっ!!
鬼堂GM、そこにはいれる!?
宗祇一気に−4!!
愛美間に入るそうです。
佑苑だれが15点で大丈夫なものか!
一同(笑)
GM……まぁ、いいでしょう。
鬼堂じゃ、ふっと現れて、パキーーーーン!
GM/聖戦士「なにぃ!!」って感じなんですが、そこまで認めたんでこっちも腕を外させてもらいましょう。
愛美「ったくどんなところにでてくんのよ、あんたはー。イメージしたところ、悪すぎぃ!!」
佑苑しかもいきなり剣を切り飛ばすかなぁ。
愛美と怒りつけて“聖戦士”、置きっぱなし。
GMじゃ、ちょっと下がろう。
鬼堂<正義>をピシーッとつきつけて、
「悪い夢は終わりだ。俺が叩き起こしてやる。君島!!」
GM/聖戦士「悪い夢? 違う、これは現実です、先輩。……ここは、場所が悪い。場所を変えましょう、先輩。」
鬼堂「一騎うちか?」
GM/聖戦士「いえ、何なら全員でかかってきてくれても構いませんよ。」
鬼堂冷静に考えてみれば、連れて行くのがよし。
佑苑そりゃ、そうでしょうね。
GM/聖戦士「時間は、今日の深夜。場所は剣道場で。」
鬼堂「いいだろう。」
GM/聖戦士「待ってます。僕が勝ったら、そこにいる男や他の二人の命はもらいます。」
鬼堂「俺が勝てば、ばかげたことは考えない、そう、約束できるな。」
GM/聖戦士「構いませんよ。絶対にそんなことはあり得ませんから。」
といって彼は再び逃走。逃げます。
ゆかり疲れてるけど…「信吾くん、なぁんであんな約束したのよ!!」
愛美さすがゆかりちゃんだ。
鬼堂そう言われるとなぁ。(汗)
保健委員の方たちも現場に到着。
さらにその後に、龍之介と有子が到着する。
GM走りまくって、疲れてますね。
愛美……生活委員に言って、エレキカー回してもらえば……
一同あちゃーー。
誰も技能をもっていないので自転車技能で代用できる。
(GM:エレキカーなんて設定、あの頃にはなかったんだーー)
とりあえず、傷は全快、疲労はなくしてOKとのGM宣言が出て安心する。
場面は地下生徒会本部に移り、情報交換がなされる。
龍之介左近のことを話します。
有子澪ちゃんのことも。
愛美「一番始めに警戒心抱かせすぎちゃったかな。窓から逃げたってことは。」
有子「すみませんでした。」
愛美「いいのいいの気にしない。終わったことだし。とにかく、相手に切り札があるということだけで、やることは変わらない。今日の深夜行くか、行かないか。」
龍之介「切り札の一枚はお前の死を望んでいるようだが、大丈夫なのか。」
鬼堂「まだ死ぬわけにはいかない。俺の命にはまだ使い道がある。」
宗祇今、鼻で笑ったぞ佑苑が。
鬼堂今、すっげーーはらわた煮えくり返ったんですけど。
一同(笑)
愛美殺意が目覚めたらしい。
大吾は、有子が記憶操作をしてから帰している。
もちろん、ゲーセンでのことも。
愛美「で、鬼堂くんはどうしたいの?」
鬼堂「道場に行く。」
愛美「あなたが道場に行くのはもちろんなんだけど。」
佑苑「一騎うちをするんですか。」
鬼堂「それが奴の望みだ。そして、それ以外に奴を目覚めさせることはできないだろう。だから、できれば俺一人でやらせてほしい。」
愛美「じゃあ、わたしは高みの見物をさせていただくわね。付いて行くわよ。」
ゆかり「わたしも行くわよ。」
佑苑「もう一枚の切り札はどうします?」
愛美「もう一枚の切り札? どういうこと? 決闘を受けた以上、ここで出す必要はないでしょ?」
龍之介「何に使われるか分からないけど、彼女が出てくるかもしれないというところには行くよ。さすがにちょっと負い目を感じてるからね。」
有子(消え入りそうな声で)「わたしもです。本当に……」
愛美「それだったら、一騎うちの邪魔をさせないように、彼女たちの相手はわたしたちがする必要があるんじゃない?」
鬼堂「せ、世話をかける……。」
龍之介「お前のために行ってるわけじゃない。」(笑)
一同(笑)
鬼堂「そうだったな。」
龍之介「まぁ、せいぜい死なないようにな。死んだら骨の一本でも拾ってやるよ。」
鬼堂「ふんっ、お前に拾われるくらいなら。」
「行く」ということで場面は深夜の剣道場に切り替わる。
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