あとがき

かなりヘビーな展開でしたが、お楽しみ頂けたでしょうか?

今回のセッションは、私が関東に引っ越した後「大社堂」のメンバーが川崎まで来てくれたものです。

後日、迎撃して頂いた千夜さん、滝さんにお会いした際、「いやぁ〜、あのノリはすごいわ〜」といわれたことを鮮明に覚えています。

確かに、他のセッションにも何度か参加させていただきましたが、どこにも、このノリはないですね……。しかし、まさかお出かけして、GMが変わっているのにも関わらず、このノリが変わらないとは……(苦笑)

さて、今回の裏話を1つ。
三陵は、本来、「ですぅぅぅぅ〜」というような言葉遣いをし続ける、というキャラクターなのですが、戦闘中、竹櫛の中で、えり子の気持ちになったら、「あの鬼さんが、えり子ちゃんのお父さんなんですぅぅぅぅ〜」って、言われたらいやだし、信用しないだろうな、と(笑)
なので、きりりとした口調で、えり子ちゃんに対して真剣さをアピールしました。

最後の刈野への言葉は、ロールです。
三陵は「術を他人の不幸のために使ってはいけない」と、小さい頃から叩き込まれており、「術を他人の、しかも一般の方の不幸を願うために使うなんて!」と憤慨してます。
そして、残念なことに、三陵は、他人と交わって生きてきた経験が圧倒的に不足しているため、ここでそれを声に出して本人に言っては二次災害を起こす、という考えもない。
だから、怒りをそのまま口に出して伝えてしまう、というロールをしました。   

あの後「最後の追い詰めは、国霊としては危険だぞ〜」という指摘を頂き、ちょっと、やりすぎたか、と反省しきりです。   

そして、この日を境に、ちょっとだけ、TPOという言葉を覚えた三陵でした。   

さて、この後は、私たちの本業、GURPSのリプレイが待っています。
よろしければ、ぜひそちらもお読みくださいね。
  

最後になりましたが、改めて――
「私、三陵使いたいんですけど、名古屋から来るメンバーが持っている名古屋在住のキャラクターを使って、セッションしてください! マスターお願いします!!」
という無茶なお願いにも関わらず、快く引き受けて頂いた、千夜さん、
唐突な迎撃依頼に快諾頂いた、滝さん、
「横浜まで行きます!」と言い切って本当に来てくれた、北沢・慈海・鳴神それぞれのプレイヤーさん、
そして、何より、ここまでお読みいただいた皆様に、感謝感謝です。
ありがとうございました。

(セッション日98/9/5)
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