GMやっと、ごめんなさい。三陵の番だ。ごめんね。(ここまで1時間以上が経過)
三陵いえいえ、分かってますからいいですよ。
翌朝。通常、朝4時に起きる三陵だが、胸騒ぎがしていつもより早く起きてしまった。
三陵(カーテンを開けて外を見る)「今日もいい天気♪」
GMまだ、すずめが騒ぎ出す前の時間帯です。
三陵「あれ??」
鳴神明るさすら、ないような気がするんだけど。
GMそうだね。
慈海僕らが来た時、まだ、月が出てました。
三陵「あーー、今日も綺麗なお月さまだぁ〜〜〜♪」
鳴神がくっ。(笑)
GMその月がなぜか翳ってくる。不吉な感じがしますね……。天性の勘か、何か事件の予感を肌で感じているようです。
三陵「何かあったら、皆さんが助けてくれますし……(ぽんっ) 早く起きたから、今日は、お洗濯しよー♪」
鳴神こぉらぁーっ。(笑)
GM明け方の3時から、ごごごごご、がーーーーっって(苦笑)
三陵いや、洗濯機を回してる気がしないんですよ。
慈海洗濯板!?
一同(笑)
北沢式神さんも洗濯やってるんじゃないの?
一同(笑)
GM式神さん、やってるうちに、ぬれちゃって……(笑)「あぁ、水物には弱いのね、式神さん♪」
鳴神じゃ、ラップしてあげるわ〜♪
慈海なんか、式の使い方をものすごく間違えているような気がする。(笑)
洗濯に夢中になって、気付くといつも家を出る時間より1分遅れてしまった三陵。
走って駅に向かう。
慈海で、朝ごはん食べてなかった!!
鳴神違うな。朝餉。
一同(笑)
GM途中の駅で扉が開くと、めまいっていうか、いやな感じがします。朝、胸騒ぎがした原因がここにある、そう、身体は直感したようです。
三陵電車を降りました。
GM駅員さんが掃除をしているだけで、ホームには誰もいません。そのまま電車は、走り去りました。
三陵駅に感じたんですか? それとも外?
GM外。
三陵「定期券って、途中で降りられるって、風姫さん、言ってたし(ぽんっ)」外へ出る。
GM何かに誘われるまま、朝の街を闊歩しますが、いやーーな空気は相変わらず辺りに漂ってる気がしてなりません。
三陵心配になりながら、心配になりながら、それでも、国霊に行かなきゃ、行かなきゃ、そういえば、携帯っていうのあるんだ!! でも、誰もいないだろうし……。
一同(笑)
安西ここに来るのか、ここに電話が来るのか!?(笑)
歩きながらどうしようか、考えている三陵。
十字路に差し掛かった三陵が顔を上げると、目の前には車。
それも、壁の数センチ手前に止まっている。
――良かったですぅ〜♪ もう少し進んでたら、ぶつかってたですぅ〜♪
朝5時すぎの閑静な住宅街には似つかわしくない光景だが、そこは三陵。
――あれ?
車の横には、女性が呆然と立ち尽くしている。
その向こうには、2mくらいの巨大な鬼が笑みを張り付かせていた。
赤い目を輝かせ、まるで、獲物を狙うように。
「ぐるるるるるるるるるる」
狂気をむき出しにした唸り声に、はじかれたように走っていた。
女性に向かって、ただただ走った。
三陵だーっしゅ。……三陵のダッシュだから
一同たったかったー&てけてけてけてけ(笑)
安西三陵の体力って2?
三陵2です。……たったかたったったー♪
GM女の人は、普通なら、悲鳴をあげて倒れそうなんだけど、呆然とそれを見ている、って感じ。で、三陵がやっと走り寄った時、鬼が女性に手を挙げます。
三陵間に割って入ります。
鳴神髪なんかつかまれるんじゃ……。
三陵うん、それでも。
鳴神きゃぁぁぁぁっ(笑)
GM事件に突入する前から三陵がキズ物。安西さん、ひどい。
安西朝の一報は「三陵がケガした」から始まるのね(笑)
一同(笑)
GMふっふっふっ。死なない程度にいたぶろう。
三陵は、回避できず、女性と一緒にすっ飛んで、車に激突する。
ダメージは4点。
三陵って、車に激突してたら、結局かばわなくても一緒じゃん……。
安西まぁ、気にしない、気にしない。
GM女の人も一緒に吹き飛んで、身体を打ち付けちゃったみたい。で、気絶してます。
三陵まだ、鬼は敵意をむき出しにしてますか。
GM鬼はね。
三陵彼女は何をするんだろう、ここで。
GM大丈夫。どんな事態があっても大丈夫なように僕はやっている。
三陵まぁ、そりゃそうだろう……(笑)
GMこんなところで、三陵いたぶってもしょうがないもんね。ひどいよね、マスター。(←さっきといってることちがーう。)
三陵本編の冒頭っていつも三陵からなんですけど……いたぶられる三陵から(笑)
安西うっかりはじめだ、って言ってるんでしょ?(笑)
三陵(うなずきながら笑う)
一同(笑)
今日、三陵が選んだコマンドは、「逃げる」(笑)
GM女の人は?
三陵持って逃げる。
一同(苦笑)
三陵なんか、こういう時には、すごい力を発揮して「あなたも一緒に逃げるんですーー!!」って。
GM鬼は攻撃してくるかと思うと、後ろでぐぉぉぉぉぉぉっと悲鳴を上げます。
三陵が悲鳴に振り返ると、鬼が頭を押さえて苦しんでいる。
ほどなくして、鬼の周囲の空間が歪み、鬼はその場から消え去った。
三陵は、少し考えて、国霊の自席に電話をする。
GM「はい、国家対霊処理班です」って言っちゃまずいよね(笑)
安西「この電話はお客様の都合により……」って言ってる間に、何かエキストラ番号を入れるんでしょう。
GMじゃ、そうしましょう。「この電話はお客様の都合により……」
三陵「……三陵ですぅ〜」
安西もう、三陵ですぅ〜でいいよ(笑)
GM(笑) そうね。じゃ、受け付けましょう。「あぁ〜」
一同(笑)
慈海なんだかなぁ
安西まぁ、一応、三陵と風姫は国霊の違法どころらしいからさ(笑)
安西&三陵(爆笑)
GM「今どこ? もうそろそろ、出勤する時間じゃないの?」
三陵「うーん。風姫さんか、剣ちゃんさんいらっしゃいますかぁぁ?」
GM二人とも所用で。
安西っていうか、二人ともこの時間起きてない気がするんですけど。
GMうん。でも、風姫さんはちょっといないんです。いられるとまずいんで。
三陵「そうなんですかぁぁ。今、人が一人気絶しちゃったんですぅぅ」
GM「え?」ちょっと驚きながら「何がおこったんですか?」
三陵「あのー、あのー、あのー。そんなこと言ってる場合じゃないんです、早く助けてくださいぃぃ」
GM(笑)「……わかりました。場所は……」、携帯の発信場所から判明したらしく。
慈海たぶん、聞くより早いだろうな
一同(笑)
ほどなくして、国家対霊処理班が現場に到着。
気絶した女性とケガをしている三陵を病院に運ぶ。