キャラクター自己紹介--水沢瑠璃

[キャラクターデータ]

本名:水沢瑠璃 
生年月日:11月19日 (蠍座)
身長:173cm
体重:53kg
血液型:AB(Rh+)
利き手:右利き。
出身地:京都市中京区
仕事:京都芸術大学2年次在籍/書道塾の講師、モデル

[性格]

他人からは穏やかな性格にみられがちだが、秘めたる情熱は激しい炎のようだ。
学生、モデル、書家、そして、退魔士。
どの仕事でも、人を惹きつけてやまない彼女の不思議な魅力。
「神秘」。
この一言が彼女の全てをあらわすだろう。

(月刊退魔 特集より抜粋)

[プレイヤーから補足]

三陵でセッションにも慣れてきたところに、マスターは別の方で、別キャラクターで、京都編を一緒にセッションしないか、というお誘いを頂きました。「いきます」と言ったものの、困りました。どんなキャラクターにしましょう……。

一緒にセッションする方は、どの方も退魔鬼行に慣れていらっしゃる方ばかり。しかも、ルールブックに載るようなキャラクターをお持ちの方もいます。
ましてや、マスターは、退魔鬼行を舞台に自身で小説をお書きになられてたほどのストーリーテラー。
もう、こーなったら、胸を借りる以外に手はありません。

とりあえず、話に絡みやすくするために、主人公である桂木朋子さんとは、モデルつながりで知人、という設定を作りました。

三陵のような天然なキャラクターではまずいだろうと芯の一本通った女性に決定。
天然キャラよりも扱いは慣れてますからね……麗子さんと愛美ちゃんを足していいとこどりした感じの女性を作ります。

今回は「器用」の値をつかうキャラクターにしたい、と思ったのです。どんなシステムでもそうですが、あまりこの値を中心にするキャラクターって作らないでしょ? で、彼女は芸術家になりました。私が書道を習っていたので、彼女は書家に。

当日までに設定を作りこんでA4用紙1枚にまとめました。
(こちらに当時持って行った設定をアップしましたのでよろしければどうぞ。)

マスター含め、当日参加される方々に配布して、絡んでもらいやすくします。
目を通したマスターから「知人とするNPC」を何人か告げられ、話にも入りやすくして頂けました。

そして、運命のセッション。
そこで、ダイスの神様はこんな事をおこすのです。

GM:画廊って言うか、ちょっとしたところで個展を開いていると黒塗りの車から老人が降りてくるね。
あい:作品の出来を振ってみてもいいですか?
GM:どうぞ〜。
あい:(ころころ……そのまま硬直)
一同:GM〜、すみません、ここで6ゾロ振ってる人がいます。
GM:え、あ、え、何!? 6ゾロ!!(笑)
   「おぉぉぉぉ!! この書はすばらしいっ!!」
一同:(爆笑)

このシステムでは、出目が高いほうが出来がよいのです。つまり、クリティカルですね(笑)

ちょうどこの時、黒塗りの車から降りてきた老人が大金持ちで影の実力者だったために、パトロンを見つけた瑠璃は、バイトも辞め、書に没頭。
もちろん、ただで金がもらえるわけはなく、引き換えに、瑠璃にその命を賭して書を書くようにと……。
見事、サブストーリーの主役です(笑)

本編では、主人公である桂木朋子さんがこの老人のたくらみを打ち破ろうとしてます。彼女は瑠璃が関わっていることにうすうす気づいているが、親しき相手にただ一歩踏み込むことへの怖さから見ないふりをしています。

瑠璃は、彼女が口に出して止めなければ命を賭して書を書こうとしています。一歩踏み出す勇気はこの先絶対に朋ちゃんに必要になると。

そして、回を重ね、桂木朋子さんが瑠璃のもとへ訪ねてくるシーン。
時すでに遅く、瑠璃は後戻りのできないところまで来てしまっており、朋ちゃんを白装束で出迎えます。

いやもう。この時のロールは、自分の中にあるものを精一杯出して空っぽだぜっ!
て感じでしたね(笑)。

その日のプレイシート(感想などを一人数行で書いてくれる)は、今でも宝物です。
朋ちゃんのプレイヤーさんに、「楽しかった」と言っていただき、
マスターに「私の財産です」と言っていただいた、なんて、考えられないですよ。

私が来れる日を1年も待っていてくれた皆様方に、感謝感謝です。
そして、そんな私を作ってくれた、妖魔夜行、蒼明学園、ルナル(笑)の私をかなり苦しませてくれた(笑)、セッションに感謝です。

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