もっともっとパクスポ2000...その9

10/11(続き)

この日の一番大きな仕事は、「クレーム対応」。
その次に大きな仕事は、「新規スポンサーの応対」。

どちらもスポンサー対応の重要な仕事。

でも、急を要する「クレーム」から処理をしていく。

この仕事にはミスが許されない。
たとえ、応対に時間がかかったとしても、研修医さんと
同期を取りながら、応対。

協賛のシステムが不明確なのが今回の原因。
それがわかれば、後は簡単。

説明するだけ。

そうして。

 今回の協賛の方法は2つあります。

  ・協賛金を頂戴する。
  ・商品を提供いただく。

どちらかの形で協賛を頂いたスポンサー様に
Webで「協賛を頂いた」と言う事を公開するために「バナー掲載」を
 行っております。
 ここで、バナーを掲載できないとwebでの公表はできなくなりますが、

 ・パンフレットの裏面への企業名の掲載
 ・商品提供の際の企業名の公開

 で協賛を頂いた旨、公開します。

こんな趣旨のメールを書いた。

実際は、バナーの掲載ができなかった場合は「文字リンク」でWebで公開、
という手段をとった。

クレーム、という書き方からすると、とんでもなく悪いイメージを持つが、
それは、違う。

こちら側の情報提供不足で、スポンサー様に「?」と思わせたのだから。
この件は、ほぼ一方的に、私が悪い。

本当に申し訳ありませんでした。

そして、次の仕事へととりかかる。
はっきり言おう。これこそ、諸悪の根源だったのだ。
でも、この時はそんなこと、分かるわけがない。

「え? メールの内容英語だよ?!
 『ご安心ください、日本語分かります』っていうなら、
 最初から日本語で書けや。」

と思いつつ、連絡先が不明なままでは何もしようがないので、
転送してくれたWebスタッフに早速メール。

 あい♪@スポンサー担当です。

 下記の件なのですが、どうするにせよ、
 無視するわけには行かないので、お相手の
 連絡先を教えていただけませんか?
 >ウェブスタッフの方々

でも、自分の中では、10/13までは連絡を取らない。
そう、決めていた。
10/13が公式パンフレットの締め切りだから。

そうしないと、スポンサーの特権である「パンフ裏面への社名の掲載」が
できることになってしまうというわけ。

いきなり、スポンサーが一社増えたら、パンフ担当も困るだろうしね。
二日間だけでもこの怒涛の構図から遠ざかれるように……。

はぁ。

開催まであと9日。

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