〜夜を流れる雲になりたい〜


 この曲は、私にとっていろんな意味で節目になった曲ですね。

 LINDBERGVIIIの発売された年、私は大学2年生でした。
 ――いろんな事があった年です。

 この年、私は秋になって今まで頑張ってきたサークルを辞めさせられることとなります。

 理由は全く不明

 サークルの先輩に、
 『勝手に好意を持たれて、勝手に嫌われたと想われて、お前なんか目の上のたんこぶだ、やめちまえ!』
 と想われたのが理由でしょうか。

 そんなこととはつゆ知らず、夏前からずっと、夏合宿の予定を立てていた私でした。
 計画を立てて先輩に許可を取る――すると、先輩は自分の名に置いて、自分がやったと言うことにしてみんなに配布して、自分は何一つ作業をしませんでした。
 私は、そのためにバイトを早めに切り上げたりして頑張っていたのに...。 

 そんなことばかり、続いたある日。
 疲れ果てた私は、

 「お願いだから、それくらいは自分でやって。」

 言った瞬間。
 彼は人が変わりました。

 話しかけても答えてくれないし、挨拶しても無視されて。
 そして。
 重要なことを話したい、って電話をされたから、約束して場所に行ったにも関わらず、そこにいない。
 すっぽかされたんです...

 バイトで夜遅く家路につく私は、月を眺めて想ったものです。


 夜を流れる雲になりたい

 

 結局。
 サークルを辞めたお陰で、自分の自由な時間が持てるようになってよかったともいえますが(笑)。